就活家族~きっと、うまくいく~ (第1話/初回15分拡大・2017/1/12) 感想

テレビ朝日系・木曜ドラマ『就活家族~きっと、うまくいく~』(公式)
第1話/初回15分拡大『父のリストラ、母の熟年離婚…家族に仕事下さい!!』の感想。
富川家は大手鉄鋼メーカーの人事部長・洋輔(三浦友和)、私立中学教師の妻・水希(黒木瞳)、OLの長女・栞(前田敦子)、就活中の長男・光(工藤阿須加)の4人家族。新卒採用とリストラ勧告を担当する洋輔は、その真面目な働きで役員昇進目前だ。水希も校長から雇用延長を打診され、2人はマイホーム購入を決断する。そんな中、洋輔は社長の的場(中丸新将)から、入社面接で落とした銀行頭取の息子を採用するよう命じられて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
この第1話では、"失職詐欺" じゃないの?
妻が、数十年来の三浦友和さんのファンで、私も彼の映画作品なども見るため、一部には大の苦手の女優陣がいる本作だが、食わず嫌いはいけないと思い視聴した。
内容は、事前の「家族全員が就職活動に取り組む異色のホームドラマ」と言う大量の番宣の通りに、まずは家族4人が職を失ったところから、家族が一致団結して立ち上がっていくドラマだと想像したのだが、これが大幅な期待外れ。15分拡大した割に、誰も職を失わない。これ失職詐欺ではないのか?
1人あたり "90分" で何が描けるか?
その上、最後まで見てみると、4人の家族が全員並行して描かれていた。となると、最近の連ドラが全10話として、設定紹介の第1話と最終回を除いた残りの8話を4人でシェアすることになる。で、1人=2話となる。正味90分程度だ。その間に、まずは失職して、あれこれ就活して、最終的に職に就く。
1人あたり90分で何が出来る?と言うか、要は2時間ドラマで1人の主人公が失職して再び就職するまでを、4本見るのと同じようなもの。これで、興味を持てと言うのは少々強引では?
全話の構成ミスでは?
これ、全話の構成ミスではないだろうか。まず、第1話の15分くらいで、なぜか不運続きで家族4人が次々と職を失った方が、テンポが良くなっただろう。その後の “這い上がる姿” を通して、「家族とは何か」「仕事とは何か」をユーモラスに時にシリアスに問い掛けていく方が楽しめたのでは???
あとがき
ちょっと期待外れでした。三浦友和さんのドラム演奏のシーンは良かったです。が、あとは職を失うまでの初期設定をだらだらと見せられたって感じ。前職なんて描かずに、一家が路頭に迷うところから始まっても良かったくらいです。それ以前に、父親と母親が失職して、子どもたちが慌てふためいても良かったかも?
次回で継続視聴か離脱を決めます。ジャッジのポイントは、何人失職するか?ですかね。
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