大貧乏 (第1話/初回15分拡大・2017/1/8) 感想

フジテレビ系・『大貧乏』(公式)
第1話/初回15分拡大『ラブコメ時々サスペンスの新ドラマ!』の感想。
勤務先が突然倒産した上、自宅アパートでのトラブルで貯金も失ったシングルマザー・ゆず子(小雪)は、子ども2人を抱えて途方に暮れる。高校の同窓会で再就職先を紹介してもらおうとしても、学校のマドンナだった彼女のなりふり構わぬさまに周囲は苦笑するばかり。一方、ゆず子に高校時代から憧れていた年商107億のエリート弁護士・柿原(伊藤淳史)は、彼女に近づきたい一心で倒産の件を調べ、裏があると助言する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
母娘が、ロングヘアを切るまで追いつめられるのか?
脚本は、『Oh,My Dad!!』『失恋ショコラティエ』等の安達奈緒子氏。演出は、『謎解きはディナーのあとで』『ゴーストライター』等の土方政人氏。貯金も使い果し会社も倒産しやんちゃ盛りの息子と娘を抱えたシングルマザー・ゆず子の前に、お金持ちで恋人無しでゆず子に憧れていた高校時代の同級生で弁護士の新一が現れて…
全体の感想に入る以前に、大貧乏の設定の主人公もその娘もシャンプーやリンス代、シャワーの水道代のかかるロングヘアにいつまでするかな?と言う素朴な疑問が、最後まで拭い取れなかった。今後、主人公たちが髪を切ると言うリアル展開に期待したいところだ。
で、何がしたいの?
さて、本編の感想。フジテレビの本作に付けた謳い文句は、“ラブコメ、時々サスペンス” だが、最終的にどの辺のおとしどころを狙っているのか分かり辛い印象。一言で言うなら「で、何がしたいの?」だろうか。
実は、個人的には出演者に苦手な俳(女)優がいるため感想は偏ってしまうが、そこを取っ払っても、一般的に好みが分かれる配役だ。しかし、面子を見れば “何でもそこそここなせる” キャスティングなのは確か。
実際、脚本上の様々な設定などは、あとから幾らでもいじれるようになってる。例えば、ゆず子のシングルマザーの理由にしてもだ。、だから「で、何がしたいの?」となる。
演出面も同じ。ラブコメがメインならサスペンス要素は大して必要ないし、逆にサスペンスがメインなら子どもたちは誘拐でもされない限り大して重要でもない。だから、これまたら「で、何がしたいの?」となる。
脚本や演出次第で、化ける可能性は十分にあるが…
しかし、この「で、何がしたいの?」は、悪いことばかりではない。脚本や演出次第では化ける可能性が十分にあるってことだから。
ただ、もう一つ気になるのが、フジテレビの日曜日夜9時と言う放送枠のジレンマと言うか、しがらみの無さ。裏番組に『日曜劇場』があるから、視聴者側は勝手に家族で楽しめて月曜日からの元気が貰える連ドラを期待している向きがあるから、ここ最近のコロコロと変わるスタイルは止めた方が良いのに。
あとがき
結果的には、シングルマザーやアラフォー独身女性に夢と希望と元気を与えるドラマなのかな?だとすると私は対象外ですし、個人的には、木村拓哉さん主演の裏番組に期待大なので、こちらは次回第2話の仕上がり次第で継続視聴か判断します。
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