ドクターX ~外科医・大門未知子~[4] (第10話・2016/12/15) 感想
![ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]](http://blog-imgs-95.fc2.com/d/m/e/dmesen/doctor-x4_dra.jpg)
テレビ朝日系・木曜ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~ [第4期]』(公式)
第10話『最終章~母子同時オペ!?わずか25センチの命』の感想。
グローバルな戦いを要求される医学界で、そのブランド力強化に努める東帝大学病院に、外国から一人の妊婦が入院してくる。中国のトップレベルの企業人の妻であるその女性のおなかの子どもは、手術を必要としていた。未知子(米倉涼子)は、日本ではほとんど成功例がない危険な「胎児手術」に挑むことになる。一方、未知子と、彼女を東帝に連れてきた東子(泉ピン子)との関係は、修復が不可能なほどの緊張感をはらんでいて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本が、第1話ぶりに中園ミホ氏へ
序盤から、ここ最近の本作で共通していた未知子(米倉涼子)の台詞や態度のキレの良さや「白い巨塔」が薄まって、何だか前期に戻ったような感じに違和感を覚えていたら、脚本担当が第1話ぶりに中園ミホ氏だった。と言うことは、いつも通りに最終回と合わせて担当ってことか。だから、どうだってことはないのだが…
もはや、これは「最終章」より「1時間の長編予告」だ
最終回直前と言うだけあって、全話中の位置付けは、これでもかって位の「1時間の長編予告」の雰囲気。とにかく、博美(内田有紀)の病気を最後の最後まで引っ張って終了。流石に、いつも患者の変化に気付いては早急に調べ、患者に病名と術式を進言するスタイルと違い過ぎ。やはり、ここは踏襲して欲しかった。
やはり何となく "まとまり感" に欠けたか
その上、なーんか妙な盛り込み過ぎ感が。『逃げ恥』のみくりと平匡さん風に今回を因数分解してみると…
● 母の気持ち×(博美+財閥の妻)
● 心臓疾患×(財閥の妻+その胎児)
● 中国の病院×(財閥の王+博美+世界の北野)
3つの話を盛り込んでいるのだが、「母の気持ち」では未知子があまり関係ないし、心臓疾患では胎児の手術まではやり過ぎだし、中国の病院より白い巨塔が第4シーズンだし…と、やはり何となく “まとまり感” に欠けたような。
ただ、ここまで「長編予告」を作ったのだから、最終回は見応えのある脚本を書いてくれると期待したい。だって、中園ミホ氏こそ、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の生みの親なのだから。
あとがき
今回は、脚本が中園ミホさんだったので、最終回への大きな期待を含めて、少し?辛口な感想にしました。脚本が少し「病を描いて、人を描かず」って感じでしょうか。でも、今期は「城之内博美」の活躍が少な目だったので、ここへきて前に推し出してきたのは、企画も脚本もお見事って感じ。
是非とも最終回では、今回以上にフリーランスの外科医(麻酔科医も)と言う設定の面白さを最大限に活かした内容で楽しませて欲しいです。最終回、大いに期待します。
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【これまでの感想】
ドクターX~外科医・大門未知子~スペシャル (2016/7/3) 感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
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