べっぴんさん (第64回・12/15) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』(公式)
第11週『やるべきこと』『第64回』の感想。
なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
すみれ(芳根京子)たちは、大急支店の開業前日を迎え、売り場の最終確認を行っていた。仲間たちは売り場を見て満足するが、すみれだけは納得できず、一人残って売り場のレイアウトをやり直すことに。その夜、夫の紀夫(永山絢斗)が家に帰ると、部屋は暗く誰もいない。心配した紀夫は、慌てて商店街の本店や友人たちの家へ探しにいくが、すみれの姿はみつからない。紀夫は一睡もせずにすみれを待ち続けるが…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
笑いどころとわかっていて、笑えないのが一番辛い
相変わらず、開店休業中みたいな閑古鳥が鳴いているキアリス本店。どうして、客を配置しないんだろう?本当、意味がわからない。そして、アバンタイトルのあれ、笑いどころなんだろうか?演技指導が滅茶苦茶だから、俳優さんが困ってるのが映っちゃってる。こりゃあ、困ったぞ。それに、いじめみたいなので笑えるか。
なぜ、すみれに「紀夫さんも」と言わせたのか?
それに、イラッとしたのが、すみれの「紀夫さんも」の「も」。すみれって、紀夫の何なの?細かい部分だが、こう言う言葉の端々に注意を払えなくなってるのも、回が進む度につまらなくなってる証拠では?それにしても、こんなに感じの良くないヒロインって、『まれ』を超えるかも?
君枝が、"暇なすみれ" に任せたようにしか見えない
で、主題歌明け。すみれ(芳根京子)が陳列のセンスがあるとか、そう言うのがもっと以前から描かれていれば、ディスプレイをいじる姿も「待ってました」となるところだが、どう好意的に見ても、暇なすみれに「好きなようにやって」って任せてるようにしか見えない。
閉店直後の消灯確認で、警備員が巡回するだろうに
そして、すみれが閉じ込められるくだりって何なの?普通は、閉店直後の消灯確認で警備員が巡回するだろうに。それに、こう言う時こそ、すみれが陳列に夢中になり過ぎて夫や子供のことを忘れて、そのまま寝てしまったことにしたら、ちょっとはすみれの仕事や商品への愛着を表現できるのに、それをしない。
やる気も気力も "中途半端な女" に映ってしまった
むしろ、閉じ込められたから眠っちゃったことにしたから、やる気も気力も中途半端な女に映ってしまった。もちろん、これまで大忙しで疲れて眠ったと解釈できるような描写があれば別だが、前述の通りにすみれは暇人。そんな状況で朝まで寝かせたらダメでしょ。
あとがき
すみれの「なんかなぁ」も、最近はすみれの出番を強引に作るための免罪符みたいにしか聞こえないし、あれが出るとどうも話が停滞するので止めて頂きたいと思ってるんですが。今回の「ハイ、ハイ」はなに?まさか、ヒロインの好感度は視聴率と無関係って言う実証実験でもしているんでしょうか?
すみれがすみれなら紀夫も紀夫。まずは、大急百貨店に問い合わせるとかしないかなあ。それで、理由も聞かずに妻を平手打ちする夫を朝から見せられるこの辛さ。これ、紀夫は戦争での心の傷が大きくなって、DV夫になるってこと?今日の15分間はホントひどい。
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坂野惇子 子ども服にこめた「愛」と「希望」 (中経の文庫)
ファミリア創業者 坂野惇子 - 皇室御用達をつくった主婦のソーレツ人生
坂野惇子の人生 (MSムック)
上品な上質---ファミリアの考えるものづくり
時空旅人別冊 “べっぴんさん"坂野惇子の生涯: サンエイムック
連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 べっぴんさん 上
NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」オリジナル・サウンドトラック
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【これまでの感想】
●“視聴率=作品の質”か? 「べっぴんさん」視聴率18%台と7日から大台割れ
●「べっぴんさん」初回“総合視聴率”は27% 新視聴率調査でテレビのおばさん化に影響を与えるか?
●べっぴんさん "お嬢様"を言い訳にし過ぎたり、各エピソードの"配分"の悪さが、ドラマに今一つのめり込めない原因か?
●「べっぴんさん(第43回・11/21)」を"紀夫の立場"で改めて考えてみた
●「べっぴんさん」2か月過ぎても、まだ本当の意味で "ドラマ" になってない!?
●「べっぴんさん」第50回まで描かれずに残念だったこと。そして、本作の課題と今後に期待すること
第1週『想(おも)いをこめた特別な品』
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第2週『しあわせの形』
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第3週『とにかく前に』
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第4週『四つ葉のクローバー』
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第5週『お父さまの背中』
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第6週『笑顔をもう一度』
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第7週『未来』
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第8週『止まったままの時計』
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第9週『チャンス到来!』
49 50
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第10週『商いの聖地へ』
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第11週『やるべきこと』
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