キャリア~掟破りの警察署長~ (第10話/最終回・2016/12/11) 感想

フジテレビ系・『キャリア~掟破りの警察署長~』(公式)
第10話/最終回『桜吹雪で悪事を退治』の感想。
南(高嶋政宏)が撃たれた。25年前に金志郎(玉木宏)の父・周平(宇梶剛士)を殺した真犯人・桐島(中村俊介)の犯行だった。当時の副総監の息子である桐島は、警察幹部の判断で犯行を見逃され、別人が罪を着せられていた。金志郎は長下部(近藤正臣)にもみ消しの事実を詰問する。ところが、桐島の過去そして現在の犯行までも「事実無根」とする現副総監ら‘キャリア’の幹部により、金志郎は謹慎と署長解任を言い渡される。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
最終回は有終の美を飾った
最後まで、『遠山の金さん』らしい時代劇風のアレンジや、桜吹雪も登場人物紹介の氏名の部分のCGだけにしか使われなかったのが、最後まで残念だった。しかし、その2つを抜けば、最終回は有終の美を飾ったと言える。すべてが解決し、みんなが成長と昇進し、大団円のグランドフィナーレ。天晴だ。
全10話の構成での序盤の数話の迷走が悔やまれる
こんな良く出来た最終回を見てしまうと、全10話の構成での序盤の数話の迷走が悔やまれてならない。最初から、25年前の事件と今の街で起こっている事件を上手に並行に描いていたら、最終回の市民からの目撃情報のくだりにしても、もっと楽しめただろうに。
視聴率では裏番組に負けたが、内容は決して劣らない作品
とは言え、逆に最終回に向けて、じりじりと面白さと完成度を上げて、この度の最終回まで引き上げたのは素晴らしい。視聴率では裏番組に負けたが、内容では決して劣らない作品だった。それだけは間違いない。
あとがき
時代劇ドラマがどんどん減っていうく中で、本作のようなわかり易い勧善懲悪で、時代劇風味の入った人情刑事ドラマは、新たな時代の時代劇になるような気がしました。面白かったので、是非続編やスペシャルを期待します。あー、面白かった。
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【これまでの感想】
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