地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 (第9話・2016/11/30) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(公式)
第9話『校閲はなくてもいい仕事?緊急事態!悦子が地味に』の感想。
なお、原作小説の宮木あや子氏『校閲ガール』シリーズは未読。
悦子(石原さとみ)は、憧れのファッション誌「Lassy」の校閲を手伝うことになり張り切るが、いつもの書籍の校閲とは勝手が違い苦戦する。その上、大きな仕事を任され、生き生きと働く森尾(本田翼)の姿を目の当たりにすることで、校閲の仕事に劣等感を感じるようになる。さらに、幸人(菅田将暉)が何を考えているか分からず悩む悦子は、貝塚(青木崇高)から森尾が幸人のことをひそかに思っていると聞かされ、ショックを受ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ドラマの仕上がりは、前回よりもずっと良かった
全体的に、ちょっと冗長気味で45分尺くらいがちょうど良かったような。でも、ドラマの仕上がりは前回よりもずっと良かった。前回で唐突に描かれた幸人(菅田将暉)の職人取材の回収もやってたし、いよいよ憧れのファッション誌「Lassy」に異動になるエンディングも良かった。次回が楽しみだ。
登場人物たちの小さな優しさが、心地良い
りおん(江口のりこ)のお弁当の心遣いや、森尾(本田翼)のスカーフのアイデア、悦子(石原さとみ)が持って来た花鉢のお礼など、登場人物たちの小さな優しさが心地良い。ずっと正体不明だった「Lassy」副編集長・望(伊勢佳世)の悩みも人格も最後にわかってスッキリ。うまくまとまって良かった。
人の優しさ、思いやり、心配りに繋がるいい台詞だ
「当たり前をつくってる人がいる」
今回の、いや本作全体のテーマとも言って良いかも。ここに、改めて気付いた悦子の素直さは感動だった。どんなものにも「当たり前をつくってる人がいる」ってこと、本当に日常生活では忘れがちだが、決して忘れてはいけないこと。それが人の優しさ、思いやり、心配りに繋がる。いい台詞だ。
悦子の「森尾、ごめんね」に集約された悦子と森尾の関係
今まで少々気になっていたのが、悦子と森尾の関係。それが今回は、あくまで2人は先輩と後輩で、後輩は先輩をとんでもなく憧れて尊敬しているってこと。そして、女友だち同士ではなく、女同士ってこと。そのことが、悦子の「森尾、ごめんね」に集約された。
憧れの先輩の恋の成就を女として応援して抱き合った2人。宙ぶらりんだった関係を明瞭にしたいいシーンだ。
あとがき
今回は良かったです。前回まででもやもやしていたものが、かなり明瞭になったし、「当たり前をつくってる人がいる」は校閲のお仕事ドラマとしてはホント感動的なエピソードだでした。最終回に向けて、悦子も憧れの「Lassy」に異動。益々盛り上がって欲しい本作。次回の最終回にも大いに期待します。
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