相棒season15 (第8話・2016/11/30) 感想

相棒season15

テレビ朝日系・『相棒season15』公式
第8話『100%の女』の感想。



亘(反町隆史)は同期の検事・映子(鶴田真由)が担当する裁判を傍聴。この事件の捜査に携わった亘は、証人の紗季(志保)の証言に疑問を抱く。聞き込みの時と異なる証言をしたからだ。2カ月程前、駐ロシア特命全権大使に内定していた外務省官僚の棚橋(窪園純一)が殺され、紗季の証言で部下の中嶋(松下哲)が容疑者に。検察は監視カメラの映像を証拠としていた。亘は事件に興味を持った右京(水谷豊)と捜査を始めるが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

全体的に不自然…

脚本は、season11と12で最低視聴率を出してしまった金井寛氏。演出は、第7話に続いて権野元氏。

亘(反町隆史)が、2か月前に右京(水谷豊)とは別に捜査一課と単独行動をしている時の殺人事件の裁判の証人の紗季(志保)の証言に疑問を抱き、右京と再捜査を始める。事件の裁判を担当するのは、法務省時代の同期の検事・映子(鶴田真由)だった…

まあ、亘の個人的な人間関係で1つのドラマを作ろうと言う脚本家の意図や、右京がメインで動かない新しい『相棒』を作ろうと言う制作陣の気合もわからなくもない。しかし、如何せん、2か月前の捜査の時に、亘が右京に相談していないのがまず不自然。それに右京もこの事件の怪しさには気付いていたともあるから、尚のこと不自然。

新しい『相棒』はわかるが、2か月前から右京が加わっていれば、難なく解決していた事件をわざわざ裁判に持ち込んでから、特命係がひっくり返すと言うのは、あまりに不自然と言うか『相棒』らしくないような…

杉下右京の自己満足…

それと、今回の右京さん。もはやほぼ違法捜査。いつもの自分勝手と捉えることも出来なくはないが、どうもあの自分の正義を押し付けるような捜査や、その自己満足のためには女性へも手抜きの無い攻撃はちょっと違うような。

確かに、以前から右京の中には「杉下右京の正義」があった。しかし、多くのケースではそれを容疑者に押し付けて自供させるのでなく、「右京の正義」を語り見せることで、容疑者自身の正義や事件の真相が崩壊していく、そんな警察と犯人の正義や言い分のやり取りが面白かった。しかし、最近の本作にはそれが無い。

映子の悪意が描かれていれば、後味の悪さが薄まったのに

さて、今回だが、検事・映子を辞職に追い込む必要まであっただろうか。いや、そもそもあの程度のことで、辞職ってアリなのか?確かに小さなことまで気になる右京が、映子の過去をほじくり返すのは良しとしても、今回の映子がやった法的にギリギリ路線の捜査は、むしろ杉下右京の特許みたいなもの。

そんな右京自身が似たようなことをした映子を弾劾すると言うのは、先に書いたように右京の自己満足に見えた。そもそも、映子にはそんなに大きな悪意はない。そこをもっと映像化していれば、この後味の悪さも薄まったと思うが、トラウマで心理治療をしているだけで、この結末は後味が悪すぎる…

あとがき

今回も、新鮮味を狙ったものの、空振りで終わったような。演出も安っぽいし。次回は、角田課長(山西惇)の中学時代の同級生のお話。角田課長が活躍して、『相棒』らしさで楽しませて欲しいです。

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