べっぴんさん (第48回・11/26) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』(公式)
第8週『止まったままの時計』『第48回』の感想。
なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
ファッションショーで、すみれ(芳根京子)は売れ行きが伸び悩むキアリスの宣伝をしたらいいのではないかと思いつき、前日だというのにショップカードづくりを始めて家族を困らせる。紀夫(永山絢斗)は、相変わらずファッションショーには、関心を持てず複雑な心境でいた。そして当日、すみれたちはモデルとして登場。その壇上で、すみれは店への思い、人を信じることの素晴らしさを観客席にいる紀夫に向かって語りかける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
本作への1つ前の投稿で、多くの方に不快な思いをさせたようです。無断引用しておりませんが、私がどう弁解しようと限界がありますので、残念ですが非公開とさせて頂きました。そんな私の投稿でよろしければお読み頂ければ幸いです。
なーんにも描かれずにファッションショー当日って?
そもそも「オライオン」は縫製会社と契約しているのだろうから、ファッションショーの洋服だってそこへ発注するのが普通の話。
いくら妹が服飾関係の店をやってると言ったって扱ってるのは赤ちゃんの服。やっと、子供服をと思った矢先で、売れてるのか売れてないのかもわからない店に、こんな一大プロジェクトを発注するか?
「親戚だから」と百歩譲っても、子供服と大人の服ではノウハウが違うし、モデルが決まる前に作り出すのも…。結局、四苦八苦してどうにかOKまで漕ぎ着けたならいざ知らず、なーんにも描かれずにファッションショー当日って?本当に雑。
こんな寒々強い親子の画があるだろうか?
もう、お手玉で娘さくらの気を引こうとする紀夫(永山絢斗)が不憫で見ていられない。そんな夫に「もう一回」と言うすみれ(芳根京子)って、本気で夫のことを考えているとは思えない。まるで、自分が娘と遊んでる暇がないから、ジャグリングのバイト青年を雇ったみたいに見えた。
それにしても、こんな寒々強い親子の画があるだろうか。しかも、朝ドラで…
『とと姉ちゃん』の「商品試験」の方がマシ?
もう、ファッションショーは言葉も出ない。敢えて言うなら、これまで美しいと評価していた映像も、馬鹿の一つ覚えのように逆光を使ったマンネリ演出に見えたことくらいか。庶民や主婦の力や夢がどうたらと言うなら、『とと姉ちゃん』の「商品試験」の方がマシにさえ思えてくる…
何、このすみれの演説?
人を信じていると言うより頼ってるだけだし、夢を追いかけているようにも見えないし、娘さくらの面倒は女中の喜代が見てるのに、何?このすみれの演説。ここまで、アップの長尺で説得力が無いってのは、この2ヶ月を象徴しているのではないだろうか。
あとがき
何か本当に雑で適当な展開ですね。紀夫のPTSDもあんな妻の演説で治ってしまうんだから、大したことなくて良かった、と好意的な解釈をしておきます。また、来週の予告編もこれから「新章」が始まり、波瀾万丈の展開みたいにセンセーショナルなカットを繋いで編集されていますが、どうなんでしょう?
兎も角、主人公が誰で、メインの話は何なのかを提示するところから始めませんか???これまての2ヶ月間は、無かったことにしても良いですから。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
坂野惇子 子ども服にこめた「愛」と「希望」 (中経の文庫)
ファミリア創業者 坂野惇子 - 皇室御用達をつくった主婦のソーレツ人生
坂野惇子の人生 (MSムック)
上品な上質---ファミリアの考えるものづくり
時空旅人別冊 “べっぴんさん"坂野惇子の生涯: サンエイムック
連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 べっぴんさん 上
NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」オリジナル・サウンドトラック
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【これまでの感想】
第1週『想(おも)いをこめた特別な品』
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第2週『しあわせの形』
7 8
“視聴率=作品の質”か? 「べっぴんさん」視聴率18%台と7日から大台割れ
9
「べっぴんさん」初回“総合視聴率”は27% 新視聴率調査でテレビのおばさん化に影響を与えるか?
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第3週『とにかく前に』
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第4週『四つ葉のクローバー』
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第5週『お父さまの背中』
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第6週『笑顔をもう一度』
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べっぴんさん "お嬢様"を言い訳にし過ぎたり、各エピソードの"配分"の悪さが、ドラマに今一つのめり込めない原因か?
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第7週『未来』
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第8週『止まったままの時計』
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「べっぴんさん(第43回・11/21)」を"紀夫の立場"で改めて考えてみた
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