キャリア~掟破りの警察署長~ (第7話・2016/11/20) 感想

フジテレビ系・『キャリア~掟破りの警察署長~』(公式)
第7話『主婦達のイジメに喝!!』の感想。
近所でクレーマー行為を続ける主婦グループ4人が、署を訪ねてくる。社宅に住む4人は、郵便受けにごみを入れられたり、駐車場の車を傷つけられたなどと言い立て、被害届を出す。最近、社宅に引っ越してきてグループに加わった朋世(黒谷友香)は南(高嶋政宏)の知り合いだった。被害届を放っておけず捜査に乗り出し、朋世の家に改めて話を聞きに行った金志郎(玉木宏)は、不審者を見たという彼女の証言がうそだと気付く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
警察署長と刑事、金志郎と南、どっちも描いて大正解
これまでずっと全部、警察署長である金志郎(玉木宏)が事件を解決しちゃって、他の刑事の存在感が埋没していた本作。
しかし、今回は心機一転したのか、2つの事件を同時進行しつつ、互いを行き来させたり、その上で金志郎(玉木宏)らしい単独捜査と南(高嶋政宏)らしい正統派の捜査を対照的に描き、更に南の過去まで絡めて、金志郎の見せ場まで作って…
なぜ、第1話からこう言うストーリー展開にしなかったんだろう?これなら、金志郎が警察署長である必然性もあるし、刑事ドラマとしての見応えもある。
残り4話も是非このパターンで進んで欲しい
ご本家の『遠山の金さん』の主人公・江戸町奉行・遠山金四郎は自分の身分を隠し捜査をし、最後に悪人が観念したところで判決を言い渡す。しかし、本作の金志郎は身分を隠さないし、判決も言い渡さない。だとしたら、常に警察署長であることを描き続けるしかない。そのために活用するべきだったのが南刑事だ。
南が普通の刑事としての捜査を見せることで、金志郎らしい捜査がひと際際立つ。今回はそれが出来ていた。更にこの類の作品は、パターン化していることが面白さに繋がる。その意味で、最初からこのパターンで描いていれば…。残り4話くらいあると思うが、是非このパターンで進んでもらいたい。
あとがき
話自体はそれほど新鮮味はありませんが、南刑事の過去と捜査を上手く絡めておかげで、すごく面白くなりました。次回もこの方向でお願いします。
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【これまでの感想】
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