べっぴんさん (第39回・11/16) 感想

連続テレビ小説「べっぴんさん」

NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』公式
第7週『未来』『第39回』の感想。
なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


新店舗移転に向けて、動き出したすみれ(芳根京子)。店舗のデザインや、方々から手に入れた生地を使って子ども服作りの試作を始める。一方、闇市では五十八(生瀬勝久)の話を聞いた根本(団時朗)が、ここを安全な場所に変えていくと演説を打つ。子ども服作りに没頭して夜遅くなったある晩、すみれを家に送って行った栄輔(松下優也)に、さくらが帰らないでとだだをこねる。戸惑いながらも栄輔は泊っていくことになってしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

すみれが生地の調達のために五十八を訪れたのが良かった

紀夫(永山絢斗)、帰還するんだよね…。と思いつつ観た第39回。まず、良かったのは、新店舗移転に向けて動き出したすみれ(芳根京子)が、その報告と生地の調達のために五十八(生瀬勝久)らを訪ねたこと。

これまで、地理的な距離感も不鮮明なまま、且つ五十八やゆり(蓮佛美沙子)の話とすみれの話はリンクしているようで、別々に、いや強引に繋がっているように描かれていた印象が強かった。しかし、今回では2つの話が自然に繋がった。やはり、親子や姉妹だから、こう言う自然な交流を描いてこそだ。

4人揃って、「買ってきて」と仕入れをしたのは良かった

また、前回では驚かされた明美(谷村美月)の「家賃掛かるやろ」だったが、今回は「生地を買ってきてもらえませんか」と料金が発生する仕入れとして描かれたのも良かった。それも4人揃って仕入れのお願いに行ったのは、如何にも新店舗移転に向けて、4人が揃って動き出したって感じを醸し出した。こう言うのが良い。

子供服を作る過程の見せ方も良かった

また、子供服を作る過程の見せ方も良かった。前回の感想では、脚本と演出上での “子供たちの扱い方” が気になる、と書いたが、今回は我が子を使って採寸する風景があった。実はもっと子どもを描くべきだったはず。だって、子供服の物語なんだから。それをこれまでしてこなかったのが不思議だし、一つの失敗でもある。

ただ、子どもは使い方次第であざとくなるから注意が必要だが、今回は良い感じ。我が子だから出来る採寸、明美の知識、すみれのセンス、良子(百田夏菜子)の才能、君枝(土村芳)のアイデアがちゃんと盛り込まれた。決して4人だけでなく、子どもを絡めた4人の再結集こそが本作に必要な映像ではないだろうか。

根本の演説より、ゆりの発言に重点が置かれて良かった

また、梅田の闇市の元締め・根本(団時朗)のシーンが、以前の五十八の演説大会みたいな大袈裟な演出で無かったのも良かった。根本の心変わりの速さは気になるが、根本の演説よりもゆりの発言の方に重点を置いた演出は正解。これで、先の「戦後の日本の社会が変わろうとしています」の語りに話が繋がった。

店に、栄輔だけでなく潔が来たのが良かった

更に、店に栄輔(松下優也)だけでなく潔(高良健吾)が来たのも良かった。これは先述したのと同じ理由。

義兄の潔が義妹の店を訪れるのが自然だし、潔が訪問したことで、第1回の放送ですみれの夫はやがて帰還することを知ってしまっている私には、栄輔がすみれ目当てで度々来ていると言う “恋バナもどき” のくだりをほんの少しだが払拭してくれたから。まあ、その直後に女所帯に泊まっては…と言うのはあるが。

あとがき

前回で一番不安なことであり、実はこれまでで最も不思議に感じていた、本作での子どもの扱い方に僅かですが光が見えたことに少し安心しました。いくら、4人のものづくりの物語とは言え、4人の内の3人は子持ち、1人は育児のプロなのです。つくるのも子供服。だとしたら、もっと子どもを上手に描くべきなんです。

やり過ぎはあざといですが、子どもたちの幸せを願って良質な素材としっかりした縫製で愛情あるベビー服を作りたいと言う気持ちで始めた「ベビーショップあさや」が子供服を作るんです。やはり子どもで魅せないと。ちょっとホッとした15分間でした。

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坂野惇子 子ども服にこめた「愛」と「希望」 (中経の文庫)
ファミリア創業者 坂野惇子 - 皇室御用達をつくった主婦のソーレツ人生
坂野惇子の人生 (MSムック)
上品な上質---ファミリアの考えるものづくり
時空旅人別冊 “べっぴんさん"坂野惇子の生涯: サンエイムック
連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 べっぴんさん 上
NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」オリジナル・サウンドトラック


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【これまでの感想】
第1週『想(おも)いをこめた特別な品』
1 2 3 4 5 6
第2週『しあわせの形』
7 8
“視聴率=作品の質”か? 「べっぴんさん」視聴率18%台と7日から大台割れ
9
「べっぴんさん」初回“総合視聴率”は27% 新視聴率調査でテレビのおばさん化に影響を与えるか?
10 11 12
第3週『とにかく前に』
13 14 15 16 17 18
第4週『四つ葉のクローバー』
19 20 21 22 23 24
第5週『お父さまの背中』
25 26 27 28 29 30
第6週『笑顔をもう一度』
31 32
べっぴんさん "お嬢様"を言い訳にし過ぎたり、各エピソードの"配分"の悪さが、ドラマに今一つのめり込めない原因か?
33 34 35 36
第7週『未来』
37 38

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NHK朝ドラ【べっぴんさん】第39回 感想

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  • 2016-11-16│22:28 |
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