IQ246~華麗なる事件簿~ (第5話・2016/11/13) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『IQ246~華麗なる事件簿~』(公式)
第5話『錯覚じゃなかった男達の友情』の感想。
沙羅駆(織田裕二)は、執事・賢丈(寺島進)の勧めにより、賢正(ディーン・フジオカ)らと共に、とある美術館のプレオープニングパーティーに出席。オープニングセレモニーの最中、ショーの出し物を担当する人気アーティストコンビの一人・番田(矢本悠馬)が、会場の上部から突然転落して死亡する。番田の相方・千代能(成宮寛貴)が来場者にあいさつをしている際の出来事だった。沙羅駆は現場の状況から幾つか不審な点に気付く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ここへ来て、興味深い"方向"に進んで来た
もはや、天才が解くまでも無いようなトリックなのはさておき、興味深い方向に進んで来た本作。その理由は、良い部分と良くない部分が表裏一体になっていることだ。
前回よりも、良くなった"6つ"のこと
● 事件そのものを、よく描いていたこと。
● 序盤での犯行の瞬間のネタバレを避け、難事件(風)に見せたこと。
● 沙羅駆(織田裕二)のクセを抑えたこと。
● 奏子(土屋太鳳)を眠らせず、沙羅駆の単独行動を避けたこと。
● 奏子の「報告書」を活かして、存在意義を示したこと。
● 賢正を一歩下げて、程好いポジションに置いたこと。
気になる"4つ"の要素
逆に、未だ未解決な部分と、上記の良くするためにしたことが悪印象になったこともある。
● 相変わらず、トリックのネタが使い古し。
● 小ネタのセンスがよろしくない。
● 注射痕も見逃す監察医・森本朋美(中谷美紀)の存在感が無い。
● 奏子が登場する場面だけ、作品の世界観が壊れる。
「奏子」の存在意義と「太鳳」のウザさが表裏一体の矛盾
個人的には「和藤奏子」の存在意義をもっと出すべき点と、それを演じる「土屋太鳳」さんのウザさが、表裏一体になっているのが、最も本作の評価をしにくくしているのは確か。もっと奏子がワトソンのように振る舞って欲しいが、土屋さんの演技はあまり見たくないと言う大きな矛盾。
それを除けば “これまでと比べて” の大前提の上で、見易く面白い探偵ドラマに向かっている…と信じたい。俳優・織田裕二さんのファンとして。
あとがき
やはり、『まれ』の亡霊がちらつく土屋太鳳さんへの私の苦手意識が、自分の想像を越えているんだと、改めて気付きました。あとは、トリックと小ネタをどうにかして欲しい。って、この評価のどこがよい方向に進んでるんだ?
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