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べっぴんさん (第36回・11/12) 感想

連続テレビ小説「べっぴんさん」

NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』公式
第6週『笑顔をもう一度』『第36回』の感想。
なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


初めて開催したベビー相談室にはたくさんの母親たちが集まる。しかし、看護婦の明美(谷村美月)の話を聞いて商品の良さは理解するものの、お金がなくて買えない母親が多かったことに気づいたすみれ(芳根京子)は、安価で買える型紙や材料を売っていく事を提案する。店の経営が軌道に乗り始めた一方で、ある日、すみれの下を戦地で行方不明の夫・紀夫(永山絢斗)の両親が訪れる。すみれは二人からの提案に大きな衝撃を受け…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

もっと、ヒロインの姿を見せて、声を聴かせて…

簡単感想で。

折角、久し振りにすみれ(芳根京子)の戦後の不安感を思わせるアバンタイトルだったのに、ほぼベッタリと語りが付いてしまってホント残念。確かに、「耳でもわかる」のが朝ドラだろうが、これでは俳優の演技が死んでしまう。特に、ヒロインの被せる語りは最小限にして、ヒロインの姿を見せて、声を聴かせて。

商品製作の過程をきちんと描いてこそ、ものづくりドラマ

新商品づくりの過程、こう言いのが見たいのだ。4人の共同作業、お客様のことを考えた4人らしいアイデアを。確かに、こんな場面ばかりでは飽きてしまうだろうが、これまではそこを避けて来たのでは?やはり、商品づくりの過程をしっかりと描いてこそ、ものづくりのドラマではないだろうか?

よりヒロインの存在感を高めたらどうだろう?

今回で、全体の約1/4が終わった。第1,2週のテンポの良さと魅力的なキャラクターでとても楽しめたが、その後、何となく静かな雰囲気になり、ヒロインもいつの間にか埋没してしまった。しかし、「仕事」が動き出してからは、落ち着いて観られる作風に戻ったのは確か。

ただ、まだまだヒロインの個性が飛び出してはいない。4人をまとめて平均化して描こうと言うことや、「お嬢様育ち」と言う設定がどうしても地味なヒロインを創り出してしまう。やはり、ここはヒロインの台詞や出番を増やして、ヒロインの存在感を高める。それをやるだけで、だいぶ面白さは増すのではないだろうか。

あとがき

映像は美しいし、物語も決して悪くないと思うんです。ただ、どうしてもヒロインの内面が見えてこない。また、全体に漂う「お嬢様」ののんびりムードが、ファンタジックなのを少し超えてしまっているような。ヒロインの描き方と、ちょっとした現実味を加えて、全体のバランスを調整したら、良い作品になるような。まだまだ、脚本家さん、演出家さんに期待します。

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坂野惇子 子ども服にこめた「愛」と「希望」 (中経の文庫)
ファミリア創業者 坂野惇子 - 皇室御用達をつくった主婦のソーレツ人生
坂野惇子の人生 (MSムック)
上品な上質---ファミリアの考えるものづくり
時空旅人別冊 “べっぴんさん"坂野惇子の生涯: サンエイムック
連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 べっぴんさん 上
NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」オリジナル・サウンドトラック


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【これまでの感想】
第1週『想(おも)いをこめた特別な品』
1 2 3 4 5 6
第2週『しあわせの形』
7 8
“視聴率=作品の質”か? 「べっぴんさん」視聴率18%台と7日から大台割れ
9
「べっぴんさん」初回“総合視聴率”は27% 新視聴率調査でテレビのおばさん化に影響を与えるか?
10 11 12
第3週『とにかく前に』
13 14 15 16 17 18
第4週『四つ葉のクローバー』
19 20 21 22 23 24
第5週『お父さまの背中』
25 26 27 28 29 30
第6週『笑顔をもう一度』
31 32
べっぴんさん "お嬢様"を言い訳にし過ぎたり、各エピソードの"配分"の悪さが、ドラマに今一つのめり込めない原因か?
33 34 35

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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