ドクターX ~外科医・大門未知子~[4] (第5話・2016/11/10) 感想
![ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]](http://blog-imgs-95.fc2.com/d/m/e/dmesen/doctor-x4_dra.jpg)
テレビ朝日系・木曜ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~ [第4期]』(公式)
第5話『派閥争いパワハラ手術も失敗しないので!!』の感想。
蛭間(西田敏行)の意向で、論文執筆に必要な症例を増やすため、系列病院から難度の高い治療を要する患者が集められる。スタッフは悲鳴を上げるが、未知子(米倉涼子)は一日中手術ができてご機嫌。論文競争で西園寺(吉田鋼太郎)に負けたくない黄川田(生瀬勝久)は、赤井(長谷川朝晴)が世界初だと提案した術式を採用。北野(滝藤賢一)の執刀でその手術は成功し、記者会見が行われるが、赤井の術式が海外論文の盗用と判明する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
この大きく揺らいだ「白い巨塔」が観たかった
脚本は林誠氏で、演出は田村直己と本作王道のコンビである。ついに「第4期」らしい作品に仕上がった。そんな第5話だ。
「第4期」は、大量に個性的な俳優を投入して、病院内の出世争いを描いては来ていたが、正直彼ら彼女らは主人公である未知子(米倉涼子)を魅せるための存在としての要素が強かった。特に、今期は「院長の蛭間(西田敏行) VS 副院長の久保東子(泉ピン子)」の対立がメインで、医師たちはただ振り回させていただけだった。
しかし、今回は「黄川田(生瀬勝久) VS 西園寺(吉田鋼太郎)」をメインにしたことで、院長と副院長の権力争いに巻き込まれている医師や看護師たちを描いた。所謂「白い巨塔」だ。更に、院長に反旗を翻した副院長たちと、海老名(遠藤憲一)の登場で、いよいよ「白い巨塔」が大きく揺らいだ。
この大きく揺れた「白い巨塔」が観たかったのだ。特に生瀬勝久さんと吉田鋼太郎さんが生み出す内科医と外科医のバトル、地方と東京のバトルの緊張感や面白さは見事だった。
揺らいだ「白い巨塔」のお陰で、未知子が一層光り輝いた
そんな大きく揺れまくっているまるで戦乱の時を迎えた「白い巨塔」が描かれたからこそ、一人いつもと変わらず行動する大門未知子が光り輝く。正に「群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが彼女の武器だ」を映像化した。お見事としか言いようがない。
あとがき
「第4期」の完成形って感じでしたね。もっと前から「黄川田 VS 西園寺」を描いて欲しかったんですが、大人の事情でもあったのでしょうか。でも、これで海老名も加わって、益々面白くなりそうです。次回にも大いに期待します。
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【これまでの感想】
ドクターX~外科医・大門未知子~スペシャル (2016/7/3) 感想
第1話 第2話 第3話 第4話
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