THE LAST COP/ラストコップ (第4話・2016/10/29) 感想

日本テレビ系・土曜ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』(公式)
第4話『娘に伝えたい父の愛断絶した親子の絆に、届け!奇跡の歌声!』の感想。
なお、原作ドラマ『DER LETZTE BULLE』(Red Arrow International 配給)は未見。本作の『episode 1』『episode 0』は鑑賞済みで、『episode 2』は未見。2017年G.W.に劇場版公開決定。
ハロウィーンの催しでにぎわう繁華街の路地裏などで3件の傷害事件が発生。血の付いたナイフを手に、現場に立っていた若い女性が確保されるが、名前も明かそうとしない。京極(唐沢寿明)は、彼女のギターケースの中にあった「ハロウィーンロックフェスティバル」のチラシから、彼女の名前を「杏奈」と特定。さらに、記憶喪失だとにらみ、何か思い出すかもしれないと、亮太(窪田正孝)と共に杏奈を事件現場に連れ出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
4人目の演出家・佐久間紀佳氏が笑いの空回りを止めた
冒頭から、これまでの雰囲気とは違うと思ったら、演出が本シリーズ初担当で、今作4人目の佐久間紀佳氏が投入された。
これまでの3人の演出家よりも、『花咲舞が黙ってない』や『家売るオンナ』などコミカルな作品でヒット作のある佐久間氏だから、この第4話が最もパロディー部分が空回りせず、ドラマの中に上手く溶け込んでいた。また、ラップの演出も苦労しただろうが、違和感なくハマってたし。最初から佐久間氏だったら…
もっと京極と亮太のジェネレーションギャップが観たい
脚本も、意識的だかわからないが「ハロウィーン」をネタに取り入れたこともあって、連ドラ化してから物足りなかった昭和と平成の30年分の違いを描くと言う “本作らしさ” は若干戻って来た。とは言っても、最も魅せるべき京極(唐沢寿明)と亮太(窪田正孝)のジェネレーションギャップが明らかに物足りない。
結局、53歳と23歳の意外と気が合うバディの普通のドタバタ刑事ドラマ止まりなのが残念。それに小ネタを覗いた刑事ドラマの部分も既視感あるし。せめて毎回の亮太が、京極と真正面からコスプレなんかで対立したら面白くなるかもしれないが…
あとがき
今回の「ハロウィーン」のような登場人物全員が一体化するような “何か” が欲しいし、亮太も毎回この位は弾けて欲しいし、鑑識の山瀬栞役の伊藤沙莉さんはもっとやっちゃって良いと思う。小ネタの面白さ以外の “何か” をプラスしたら、もっと面白くなる可能性は秘めてるような気がしてならない
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【これまでの感想】
金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「THE LAST COP/ラストコップ」日テレ×Hulu共同製作 (2015/6/19) 感想
第1話 第2話 第3話
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