黒い十人の女 (第5話・2016/10/27) 感想

読売テレビ・日本テレビ系・木曜ドラマ プラチナイト『黒い十人の女』(公式)
第5話『十人の女、全員、現る』ラテ欄『全愛人現る不倫は悪?風の危機』の感想。
なお、原作は和田夏十氏のオリジナル脚本、市川崑監督による映画『黒い十人の女』(1961年)、和田夏十氏脚本と市川崑監督によるリメイクドラマ(2002年)は鑑賞済み。
浦上(水上剣星)は風(船越英一郎)に、志乃(トリンドル玲奈)と別れてほしいと直談判するが、言い負かされてしまう。佳代(水野美紀)は睦(若村麻由美)から入手した愛人9人の名前を、美羽(佐藤仁美)にも教える。一方、不倫からの卒業を決意した久未(成海璃子)は、風に直接伝えることに。そんな中、美羽は志乃のマネジャー・沙英(ちすん)に、志乃と風が不倫関係だと明かす。そして、驚く沙英に、新たな話題で追い打ちを掛ける。
上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
1時間ずーっと台詞 バカリズムらしさ炸裂の脚本
浦上(水上剣星)を打ち負かした風(船越英一郎)のロジックが面白かった第5話。久未(成海璃子)とのやり取りを含めてこれまでで一番「風」の人間性が描かれたって感じ。これが良かった。だって、ずっと「風」の存在感が薄かったから。
あとは、やっと不倫相手10人が揃って泥沼が完全に成立。それにしても、もう1時間ずーっと台詞。台詞だらけ。流石のバカリズム脚本だ。すべての台詞にバカリズムらしさがあってホント楽しい。一見ハチャメチャに見えて、きちんと整理整頓されてるのも素晴らしい。嫌いな不倫ドラマ、気がついたら第5話まで観てるし…
あとがき
感想を書き難いドラマではありますが、この台詞の多さなのに、会話劇には全く見えず、混乱した人間たちの心の叫びにちゃんと聞こえるのが本当に良く出来てます。それに、不倫をしている人間とそれに巻き込まれている人間たちのむちゃくちゃで強引なロジックがすごく楽しい。次回も期待します。
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