地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 (第4話・2016/10/26) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(公式)
第4話『河野悦子 校閲VSパパラッチ女優の夢を壊す記者に本気ギレ』の感想。
なお、原作小説の宮木あや子氏『校閲ガール』シリーズは未読。
悦子(石原さとみ)は女優・あすかの自叙伝を担当。自分の足で生い立ちをたどろうと、彼女の地元に向かった悦子は、自宅前で盗撮する週刊誌記者・山ノ内と遭遇し、一騒動起きる。一方、森尾(本田翼)は編集長の亀井(芳本美代子)から、幸人(菅田将暉)が覆面作家であることを公表するよう口説き落とせと命じられていた。程なく週刊誌に「あすかに隠し子がいる」との山ノ内の記事が載り、自叙伝の発売中止の可能性が浮上する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
"本作初担当"の脚本家と演出家で、見やすくなったが…
脚本は、『ドS刑事』等の川﨑いづみ氏で本作は初担当。演出は、『火の粉』等の森雅弘氏で本作は初担当。どうやら第4話は、この脚本と演出が “初担当” が裏目に出てしまったようだ。
確かに、これまで以上に無駄話が無くなって、全体のトーンも落ち着いて、かなり見やすくなったのは大いに認める。しかし、それは逆に悦子(石原さとみ)らしさが表現されていないことも同時に意味する。今回は正にそんな感じ。
完全に主人公埋没。校閲の話でもないし…
悦子らしかったのは、数分間の小説家・夏木夏子との数分間のやり取りだけ。残りは、殆ど出版や校閲に関係のない話ばかり。その上、中盤からの主人公は、ほぼ杉本あすか(南沢奈央)になっちゃって。
本作って、悦子がファッション誌の編集者になるために校閲の仕事に取り組む話じゃないのだろうか。出版社に勤めてる女が芸能事件に首を突っ込む話ではないのでは?それに、悦子が悦子である必然性も無くなってるし…
どうして、第4話だけこんな脚本にしたんだろう?第3話まで、かなりいい感じで進んできたのにもったいない。やはり、悦子で無ければ成り立たない筋書きにしないと、悦子のキャラも活きないし、本作らしい明るい笑いも生まれない…
あとがき
ちょっと、しんみりしたストーリーにしたかったのかなあ。だとしても、悦子らしい部分がここまでないと…。次回の巻き返しに期待するしかありません。
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