THE LAST COP/ラストコップ (第3話・2016/10/22) 感想

日本テレビ系・土曜ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』(公式)
第3話『究極の選択!?少女か百人の命か救えるのは一つ!?爆破5秒前!』の感想。
なお、原作ドラマ『DER LETZTE BULLE』(Red Arrow International 配給)は未見。本作の『episode 1』『episode 0』は鑑賞済みで、『episode 2』は未見。2017年G.W.に劇場版公開決定。
加奈子(和久井映見)の名前で京極(唐沢寿明)に、結衣(佐々木希)の名前で亮太(窪田正孝)に宛てて、ブレスレットが届いた。そして、それぞれ身に着けたところ、強力な磁力で2人の手首は引っ付き、外すこともできなくなる。間もなく、電話してきた謎の男が、ブレスレットには爆弾が仕掛けてあり、外す鍵が欲しいなら指示に従えと言う。そのころ、収監中の元県警本部参事官・遠藤(佐野史郎)は、ある計画を実行しようとしていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「普通の凸凹コンビの刑事ドラマ」にしか見えない…
制作陣のせいではないが、警察官同士が手錠で繋がれて…と言うネタは、先週10/16放送の『キャリア~掟破りの警察署長~(第2話)』とカブっちゃった。お陰で、どうしても既視感は拭えないし、否が応でも2作品を比べてしまった。やはり、連ドラの世界でも先手必勝ってことだ。
さて、本編。唐沢寿明さんと窪田正孝さんのバディでしか作れない、それなりに楽しいドラマには仕上がっている。それは確か。しかし、残念ながら、今回も2人のジェネレーション・ギャップで笑わせると言うより、ベテラン刑事と若手刑事のドタバタ刑事ドラマに回を重ねる毎になっていくのが、ホント残念。
ラストの2人の活躍っぷりをもっと作品全体に広げることって難しいのだろうか。ラストで可能なら出来そうなのだが。今回は本筋に関係性を感じないくだりも増えてるし。やり方次第では、人情ドラマっぽい仕上がりになったのに、佐藤友治氏の脚本が2人の設定を活かしきれていない感じと言えば良いのか。
もっと、エンディングに向かってがっつりとも2人のジェネレーション・ギャップで笑わせる小ネタを散りばめて、出演者総出で盛り上げたら、まだまだ面白くなるように思うのだが。決して「視聴率=ドラマの質」ではないが、右下がりの理由は「普通の凸凹コンビの刑事ドラマ」にしか見えないことのような気がする…
あとがき
唐沢寿明さんと窪田正孝さん、脇役の俳優さんたちも頑張ってるんですけどね。でも、私が唐沢さん世代だからなのかもしれませんが、もっと窪田さん世代とのジェネレーションギャップが欲しいんです。実際、23歳位の若者と普通に会話しても、もっと面白いですよ。そこが表現できれば良いのに。2人の芝居を見たいので、次回も期待します。
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【これまでの感想】
金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「THE LAST COP/ラストコップ」日テレ×Hulu共同製作 (2015/6/19) 感想
第1話 第2話
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