キャリア~掟破りの警察署長~ (第2話・2016/10/16) 感想

フジテレビ系・『キャリア~掟破りの警察署長~』(公式)
第2話『DV夫を華麗に成敗!!』の感想。
金志郎(玉木宏)は南(高嶋政宏)と手錠でつながれてしまう。署内見学中の男児・友樹の仕業だ。友樹が鍵を飲み込んでしまったため、金志郎と南はやむなくそのまま業務に当たることに。そんな中、金志郎が女性の悲鳴が聞こえたと通報があった家を突き止めると、そこは友樹の家だった。友樹の父親から母親への家庭内暴力が疑われたが、弁護士の父親は、南が捜査中の殺人事件で容疑者のアリバイを崩す重要な証人でもあり…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
署長が、自分も動くが支持も出す これをやるしかない
第1話では、金志郎の勘がイマイチ映像化されなくて最後までイライラした本作。そこで今回は、金志郎(玉木宏)は南(高嶋政宏)と手錠で繋がれてしまうと言う上手い設定のお陰で、金志郎の “勘” で部下たちに指示が飛ぶって構図が、薄っすらとだが描かれた感じ。
結局、私が本作に物足りなさを感じるのは、金志郎から “警察署長” を言う肩書を取ったら普通の刑事ドラマになってしまい、ただの既視感にしかならないから。
やはり、こんなにたくさんの刑事がいるんだから、主人公が “警察署長” であることをもっともっと前面に押し出して、署長は自分勝手に動くが指示も出す。そして、その指示で部下の刑事たちが動いて事件を解決って流れをハッキリと魅せるべき。署長も実里(瀧本美織)も単独捜査じゃ面白いはずがない。
ラストに『遠山の金さん』みたいな余韻を醸し出せば良い
また、裏番組に強烈なクセがあるから、やりようによっては勝てる可能性あり。だとすると、もっとやれることとして、、思いっきり『遠山の金さん』を踏襲したらどうだろう。『遠山の金さん』を観終えたあとのスッキリ&ほんわかした余韻を、ラストに持ってくる。今回のラストを見るとイケそうなのだが…
あとがき
もっと『平成版・遠山の金さん』を意識して、ドラマづくりをしちゃった方が、全体的にもやもやが取れてすっきりしそうな気がします。前作の『HOPE~期待ゼロの新入社員~』同様に、低迷するフジテレビのドラマの中では良い仕上がりなので、是非『平成版・遠山の金さん』を目指して作り込んで欲しいです。
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【これまでの感想】
第1話
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