Chef~三ツ星の給食~ (第1話/初回10時15分START 15分拡大・2016/10/13) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『Chef~三ツ星の給食~』(公式)
第1話/初回10時15分START 15分拡大『天才シェフが挑む予算240円の最高の給食!!』の感想。
3年連続で‘三つ星’を獲得している有名レストランの天才シェフ・光子(天海祐希)は、採算度外視で料理を作るため店のオーナー・篠田(小泉孝太郎)に嫌われ、食中毒を出したという疑惑を掛けられて店を追われる。さらに噂は世界中に広まり、新しい職場が見つからない光子。そんな中、テレビ番組の企画で三つ葉小学校の給食を作ることになった光子は、栄養士・荒木(遠藤憲一)らと衝突しながらも、最高の給食を作り上げるが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
学校給食に辿り着くまで、30分過ぎまでダラダラと…
脚本は、『ナオミとカナコ』等の浜田秀哉氏。演出は、『医師たちの恋愛事情』等の平野眞氏。番宣を見なくても、タイトルを見れば三ツ星レストランの天才シェフが、学校給食を作るドラマなのは、誰の目にも明らか。
なのに、学校給食に辿り着くまで延々と30分過ぎまでダラダラと。そして、肝心の学校給食を始めるきっかけは、お笑い芸人が登場してサラッと済ませた。その後も設定の説明ばかり。どうして、こうなるんだろう?
主人公1人が、騒いでるだけに見えてしまった
まあ、才能のある人物が壊れかけた環境を見事に立て直すと言う、まあ連ドラの1つの王道パターン。コメディが出来る脇役を揃えて天海祐希さんでいつもの感じに仕上げたいと言う企画意図は理解するし、描こうとしているものも悪いとは思わない。
ただ、一番の問題は、主人公を中途半端に目立たせようとする脚本や演出が鼻につくこと。残念ながら、主人公が1人が新しい環境で騒いでいるだけにしか見えない。だから、作品全体もかなり騒々しい。料理場の話だから賑やかなのは「戦場」だからと目をつぶるにしても、流石にやり過ぎ。
結局、最後の最後も予定調和で終了。観終えても「だから、何を言いたいの?」と言う疑問が残ってしまった。料理のドラマの冒頭で食中毒をネタにしたりするのも、どうかと思うし。第1話としての “ツカミ” の要素は失敗したと言わざるを得ない。
あとがき
裏番組の存在を意識して、拡大した割に放送時間を後ろにずらした編成は、褒めるべきだと思います。ただ、主人公の気持ちも意思も良く見えないまま、何となくテレビの企画で給食を始めるのは、流石にダメでしょ。それに主人公アゲと騒々しい雰囲気はどうかと思います。次回で継続視聴するか見極めます。フジテレビ、大丈夫?
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