レンタル救世主 （第1話/初回30分拡大・2016/10/9） 感想

日本テレビ系・新日曜ドラマ『レンタル救世主』（公式）
第1話/初回30分拡大『どんな依頼も解決!何でもやります命がけ集団レンタルスタート生放送特別企画も!?』の感想。

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お人よし過ぎて知人にだまされ、連帯保証人として多額の借金を背負った上、仕事も失った明辺（沢村一樹）。給与が高額という「レンタル救世主」の面接を受けた明辺は、社長・黒宇（大杉漣）に気に入られ採用される。だが、それは時に命懸けの危険な仕事で、しかも初仕事は誘拐された人質の救出だった。現場で明辺は人質の零子（志田未来）と薫（稲葉友）を発見するが、犯人に捕まってしまう。そこへ同僚・葵（藤井流星）が現れて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

もっと主人公の「お人好し」を全面に押し出したら…

超簡単感想で。

脚本は、『ST 警視庁科学特捜班』等の渡辺雄介氏。演出は、『世界一難しい恋』等の菅原伸太郎氏。

全体的には、話もわかりやすいし、テンポもそれなりにあるし、登場人物たちの個々の役割も明瞭だし、チームワークも魅せてるし、コミカルな部分とシリアスな部分のバランスもまあまあで、あまり期待せずに気軽に楽しめる人間ドラマ風にはなってる。

ただ、個人的には沢村一樹さんと志田未来さんの個性派俳優の共演に期待したのだが、登場人物たちの個性を強めに押し出すために、俳優陣が無理してキャラづくりをしている感じが画面を通して伝わってくるから、どうしてもクドく見えちゃう。

「気軽に」が本作の目指すところだと想像するが、演出もそこを狙い過ぎて笑えそうで笑えない場面も多かった。そして何より、主人公の影が薄い。もっと主人公の「お人好し」を全面に押し出して、「金目当て」でないように描いたら、新たなヒーロードラマのようになったような。そう言うドラマのための沢村さんじゃないのかな。

あとがき

家族のためとは言ってはいますが、お金のためと言うのを強調しすぎてませんか？「レンタル救世主の商売」としてはお金だと思いますが、主人公はあくまで「お人好し」だからと言うのを貫いた方が、チーム内でも差別化できるのに。とにかく、拡大がない次回がどうなるかですね。第2話に期待します。

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