とげ 小市民 倉永晴之の逆襲 (第1話・2016/10/8) 感想

東海・フジ系・オトナの土ドラ『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』(公式)
第1話『倉永晴之、毎日 毎日 とげだらけ』ラテ欄『毎日毎日とげだらけ…不条理に立ち向かえ』の感想。
なお、原作小説:山本甲士氏『とげ』は未読。
晴之(田辺誠一)は「わにのくに市役所」市民相談室の主査。日々、市民の意見や苦情の対応に追われている。ある日、空き地の巨額の管理費が市民団体の標的になった。土地開発公社の住吉(村杉蝉之介)が放置していた問題だが、住吉は晴之に責任転嫁する。その一方で、晴之は自宅でも車のタイヤに穴を開けられるなどの嫌がらせを受けていた。妻・裕美(西田尚美)は市民相談室にいるせいだと言い、異動願を出すよう夫に迫る。
上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
展開が遅すぎで散漫 "スカッとジャパン"との違いを見せて
脚本は、『男と女のミステリー時代劇/第十一話 上州からの客人』等の三國月々子氏。演出は、『民王』『グッドパートナー 無敵の弁護士』等の本橋圭太氏。
少し期待をしていたのだが、蓋を開けてみると『痛快TV スカッとジャパン』の迷惑市民と市役所職員のネタの寄せ集めって感じ。本家はコミカルな描写で短編だから、サクサクと進んで楽しいのだが、こちらはシリアスな1時間ドラマ。
その割には展開が遅すぎる。それに肝心な主人公・晴之(田辺誠一)の活躍は、待ちくたびれた頃の45分頃。結局、殆どの市民相手のエピソードは “普通” のこの類にありがちなネタ。肝心の春之が解決したのは役所内の意識改革。なんか、描くことがチグハグのような。もっと整理整頓が必要だ。
あとがき
描きようによっては、結構楽しくなると思うんですが。演出も俳優も悪くないし。ただ、脚本がダメ。もっと描くべきことを絞り込んで、今回のラストのような感動物語で締め括ったら良くなるかも。次回まで様子見します。
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とげ
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