黒い十人の女 (第2話・2016/10/6) 感想

読売テレビ・日本テレビ系・木曜ドラマ プラチナイト『黒い十人の女』(公式)
第2話『クズ女ども、嵐の一夜』ラテ欄『バカリ脚本ダメ女の嵐 船越英一郎10股不倫』の感想。
なお、原作は和田夏十氏のオリジナル脚本、市川崑監督による映画『黒い十人の女』(1961年)、和田夏十氏脚本と市川崑監督によるリメイクドラマ(2002年)は鑑賞済み。
テレビ局に来ていた若手女優・志乃(トリンドル玲奈)から、仕事が終わったら会いたいと言われた風(船越英一郎)だが、脚本家・夏希(MEGUMI)との打ち合わせが入っていたので断る。その後、志乃はバラエティー番組のディレクター・浦上(水上剣星)から食事に誘われる。同じ店では久未(成海璃子)が久々の合コンに参加していた。一方、佳代(水野美紀)は美羽(佐藤仁美)から、風の愛人たちとして志乃と夏希の存在を教えられる。
上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
散漫な群像劇になっちゃった
第1話よりも、更に全体に台詞にバカリズムらしさが高まって、それ自体は悪くないのだが、演出のせいだろうか、群像劇であるのは承知済みだが流石に散漫過ぎる。あれこれあちこちを描くのが本作の面白さだとは思うが、ここまでバラバラだと内容よりも散漫さが勝ってる。
モノローグを全部外したら、普通の恋愛ドラマじゃないの
第1話は企画の面白さとテンポの良さで気付かなかったが、刺激が薄れたから見えてきた。それは、モノローグを全部外したら、不倫を描いているのに普通の恋愛ドラマだって矛盾。特に、若手女優・志乃(トリンドル玲奈)のくだりなんて、“女たちの嫉妬や思惑が渦巻く、泥沼の恋愛模様” に全く関係ない。
仕上がりが、第1話と違い過ぎる
こうなると、最終回がどうなるかしか興味がなくなてしまった。その上、過去の作品を見ちゃってるから、それと同じなら出演者目当てで無い私はどうしよう?どうして、第1話とこんなに違う仕上がりになったんだろう?次回で見極めようか…
あとがき
10/10に バカリズム脚本で広末涼子さん、井川遥さん、斉藤由貴さんを主演に迎えた『かもしれない女優2016』の放送が決定しており、かなり楽しみにしているのですが、ちょっと暗雲が…。第3話での巻き返しを期待します。
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【これまでの感想】
第1話
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