Eテレ「浦沢直樹の漫勉」が面白い! 何と10/6のゲストが浦沢直樹!!

Eテレのドキュメンタリー「浦沢直樹の漫勉」が面白い
いつか皆さんに紹介せねばと思っていた番組がある。それがEテレで放送中の『浦沢直樹の漫勉』(公式)だ。実は既に現在「シーズン3」を迎えた隠れたEテレの名作ドキュメンタリー番組なのだ。
内容は、人気漫画『YAWARA!』『20世紀少年』等の大ヒット作品の漫画家・浦沢直樹氏がプレゼンテーターとなり、「日本の漫画家のペン先を、世界に届ける。」がテーマのドキュメンタリー番組。
徹底的に撮影した"ペン先"から作家性を覗き込む
著名な漫画家が著名な漫画家をゲストに呼び…となれば、普通は生い立ちから始まり漫画家を目指した動機や日常生活の描写を通して、ゲストを掘り起こす構成になるはず。
しかし、本作は違う。最新の映像機材で漫画家が操る “ペン先” を徹底的に撮影する。そして職場に密着し編集部とのやり取りを始め、漫画家それぞれで異なる “描くスタイル”を記録する。
そして、それら事前に撮影・編集された作画風景の映像を2人で見ながら、プロでないと気付かないようなちょっとした描き方の違いや、切磋琢磨した漫画家だから共感できることを語り合う。
真っ白な紙に引かれていく"美しい線"がドラマを紡ぐ
実は、私は殆ど「マンガ」を読まない。なのに、本作は毎回興味深く見て、「読みたい」と思った「マンガ」を買って読んでいる。なぜ、そこまで私の心を揺さぶるのか?もちろんクリエイターとしての葛藤や思考や喜びを垣間見れると言うこともある。
しかし、私もクリエイターの端くれとして、全く違うジャンルであるプロで大成功した漫画家たちが、真っ白な紙に時に慎重に時に大胆に美しい線を引き、線の1本1本に描く理由があり、物語が紡がれていく過程を、客観的に且つ無責任に観察できる、斬新なドキュメンタリー番組だからだ。
10/6は、浦沢直樹氏本人が"自身の作家性"に斬り込む
そして、明日10/6のゲストに、プレゼンターである浦沢直樹氏本人が登場する。SF大作『BILLY BAT』の最終回の執筆作業に完全密着し、浦沢氏が自身のペン先映像を見ながら解説するそうだ。また、門外不出のネーム作業の現場にも切り込む。漫画の好き嫌いに関係なく、「ものづくり」に興味のある人には必見だ。
【番組情報】
● Eテレ『浦沢直樹の漫勉』ゲスト「浦沢直樹」
● 2016年10月6日(木) 22時00分~22時45分
● 漫画家…浦沢直樹
● 語り…平愛梨
あとがき
ご紹介が前夜になって、申し訳ございません。ただ、明晩は連ドラもスペシャルドラマの放送もありませんので、この記事を読んで興味を持って下さったら、是非見てみて下さい。ドラマの演出や脚本、映像や演技指導に繋がる話が出てくるかもしれません(毎回、そんな話があって、私も刺激を受けてます)。
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