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とと姉ちゃん (第138回・9/10) 感想 その2

連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』公式
第23週『常子、仕事と家庭の両立に悩む』『第138回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
 本作は 8/25 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


「あなたの雑誌には影響力がある」。常子(高畑充希)は国実(石丸幹二)に言われ、改めて重責を感じる。出版社に戻ると、出版社の社員からテスターの情報を週刊誌に漏らしたのは自分だと告白される。会社と社員を全力で守るとかつて決心した常子は、信頼を取り戻すつもりがあるなら、これまで通り働いてほしいと説得するも責任を取り辞めてしまう。常子は、自分の信条を社員に押し付け過ぎていたのではないかと悩んでしまい…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

まえがき

一度、『第138回・9/10』の感想は書いたが、個人的な事情でじっくり感想を書けずにいたため、今回『その2』と題して、いつものテンションで綴ってみる。宜しければご一読を…

僅か冒頭の5分が、おかしなことばかり…

もう最初からおかしいのだ。冒頭で松永(石田法嗣)が言ったは「テスターの情報を漏らしたのは俺です」「金が必要だったんです」の2つだけ。なのに、この直後に常子(高畑充希)は「誰に頼まれてテスターの情報を?」と松永を問いただす。「協力すればお前にやると言われて」と言うのはそのあとのこと。

もう1つおかしいのは、松永が編集者志望にも関わらず、「仕事が商品試験ばかりであることにうんざりした」と言った。しかし、よく考えなくても松永が頭が悪いと言う設定ならいざ知らず、入社試験を受けて勢いのある出版社に編集者志望で入社したなら、それなりの人間だと思うのが普通。何を言いたいかと言うと…

常子は、朝ドラのヒロインが演じる社長には相応しくない

松永が商品試験ばかりの仕事に嫌気がさして「あなたの暮し社」への嫌がらせをしようとつい魔が差さして、既に嫌がらせを始めている(であろう)「アカバネ電器製造」に「情報漏えいするから金をくれ」と取引きをしたなら辻褄が合う。しかし、常子は最初から松永に対して「誰に頼まれて情報を売った?」と言っている。

松永の言い分にも一貫性がないのも困ったものだが、普通の社長なら「誰かに脅されたから、情報を教えたの?」ではないだろうか。松永の借金地獄の現状を聞いただけで、すぐに松永を主犯と決めつけて、共犯者や共謀者を探す社長なんて、少なくとも朝ドラのヒロインが演じる社長には相応しくない。

自分の意見を社員のみんなが理解してくれている?

その後の美子(杉咲花)を相手に薄暗い寝室で開催された『常子の夜の言い訳会』は笑いは愚か、開いた口が塞がらなかった。劇中の常子社長も冒頭の時点で、「あなたの雑誌には影響力がある」と国実(石丸幹二)に言われて改めて重責を感じたはず。

なのにその夜?には、『言い訳会』では「社員のみんなも理解してくれるものばかり…」「自分の意見を押し付けてるだけだったかもしれない」と言っていた。これ全く辻褄が合わない。そもそも常子が劇中で「商品試験の存在意義」なんて視聴者にも社員たちにも言ったのは見たことも聞いたこともが無い。

それなのに、自分の意見を社員のみんなが理解してくれていると思っていたなんて、完全に自己中心的な思考回路でしか言えない言葉。こんな大切な妹へさえ、言い訳をする常子として可哀想と思えば良いのか、それとも流石自分のことしか考えない常子と思えば良いのか。このあとのシーンで、益々分からなくなる…

見応えも無ければ感動もしない社員相手の『大演説会』

そして、本日の、今週のクライマックスとも言える、前夜に美子相手に練習した「自分への言い訳」を、社員たちへの「聞き取り」か「尋問」に脚色し直しての『大演説会』のシーンだ。ほぼ視聴者への説得力ゼロの常子と花山(唐沢寿明)が何を言っても、見応えも無ければ感動もしないのだが…

ここも脚本が余計なことをするからおかしなことになる。だって、社長の質問に一番のベテラン社員の岡 緑(悠木千帆)から口火を切ったら、他の社員も追従するしかないと見えてしまうではないか。「流石にそれは考え過ぎ」と思わるなら、もう当blogの記事は読まない方が良い。

新鮮な目には、 "常子が独裁的" に映ってないか?

だって、本作は『朝ドラ』。毎日欠かさずに観る人もいれば、週一の人も、今回が初見の人だっているはず。そう言う視点で見れば、傲慢な社長にベテランが媚びを売って他の社員は右に倣えをしただけにも見える。

前回の記事で、“社長の鶴の一声で新聞記者に「商品試験の一部始終を取材して下さい」と言えば済むだけの話では?” と書いたのも、そう言う新鮮な視点で見ればそう映ってしまうってこと。家族に対しても仕事に対しても独裁的に見せちゃう “演出” が良くない。これは流石に編集でどうこう出来る話で無い。

あとがき

次週のサブタイトルは、『常子、小さな幸せを大事にする』ですって(苦笑)。

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花森さん、しずこさん、そして暮しの手帖編集部
しずこさん 「暮しの手帖」を創った大橋鎭子 (暮しの手帖 別冊)
大橋鎭子と花森安治 美しき日本人 (PHP文庫)
大橋鎭子と花森安治 戦後日本の「くらし」を創ったふたり (中経の文庫)
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【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
1 2 3 4 5 6
第2週『常子、妹のために走る』
7 8 9 10 11 12
第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
13 14 15 16 17 18
第4週『常子、編入試験に挑む』
19 20 21 22 23 24
第5週『常子、新種を発見する』
25 26 27 28 29 30
第6週『常子、竹蔵の思いを知る』
31 32 33 34 35 36
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』
37 38 39 40 41 42
第8週『常子、職業婦人になる』
43 44 45 46 47 48
第9週『常子、初任給をもらう』
49 50 51 52 53 54
第10週『常子、プロポーズされる』
55 56 57 58 59 60
第11週『常子、失業する』
61 62 63 64 65 66
第12週『常子、花山伊佐次と出会う』
67 68 69 70 71 72
第13週『常子、防空演習にいそしむ』
73 74 75 76 77 78
第14週『常子、出版社を起こす』
79 80 81 82 83 84
とと姉ちゃん あの第82話で「連続20%超え」が途切れたそうだ
第15週『常子、花山の過去を知る』
85 86 87 88 89 90
第16週『“あなたの暮し”誕生す』
91 92 93 94
「とと姉ちゃん」自己最高25.3%。これでテコ入れも期待薄か?
95 96
第17週『常子、花山と断絶する』
97 98 99 100 101 102
第18週『常子、ホットケーキをつくる』
103 104 105 106 107 108
第19週『鞠子、平塚らいてうに会う』
109 110 111 112 113 114
第20週『常子、商品試験を始める』
115 116 117 118 119 120
第21週『常子、子供たちの面倒をみる』
121 122
朝ドラ「とと姉ちゃん」の高い視聴率と増える厳しい意見の“ねじれ”を考える
123 124 125 126
第22週『常子、星野に夢を語る』
127 128 129 130 131 132
第23週『常子、仕事と家庭の両立に悩む』
133 134 135 136 137 138

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