神の舌を持つ男 (第10話/最終回・2016/9/9) 感想

TBSテレビ系・金曜ドラマ『神の舌を持つ男』(公式)
第10話/最終回『最愛の人の秘密!そして感動の最終回+朗報』の感想。
蘭丸(向井理)は父・竜助(宅麻伸)を前にして、舌で物の成分を分析する能力を失う。そこへ、ミヤビ(広末涼子)が殺人を自白したとの知らせが入り、蘭丸は動揺を隠せない。その夜、蘭丸は寛治(佐藤二朗)と光(木村文乃)に、自分の舌の秘密を竜助に隠していた理由を明かす。翌日、蘭丸らは現場検証のために警察と同行中のミヤビと接触を試みるが失敗。さらに、凶器の「帯締め」を勝手になめたことで、蘭丸が警察に拘束されてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
全9話のオチとしては、最終回は予想以上に良かった
広末ファンの私としては、いつも以上に出番が多かっただけで不満は無いのだが、広末以上のドラマファンとして、最終回の感想を書いてみる。結果から言うと、全9話のオチとして最終回は予想以上に良かったと言える。
その理由は、本作が描くべきこと、そして描かななったから視聴率的に失敗したことが明確になったから。それは、蘭丸(向井理)が真っ白なフンドシ姿で事件を解決してこそ本作らしいと言うことが明らかになったから。
本作らしさは "蘭丸のフンドシ姿" だけなんだから
結局、蘭丸が「舌で味を見る」なんてどうでも良かったってこと。今さら言うのもなんだが、光(木村文乃)の調査能力なんて警察組織で何とでも置き換えられる。蘭丸の舌の能力だって鑑識捜査で置き換えられるのだ。だから、本作らしさは “蘭丸のフンドシ姿” しか、そもそも無かったのだ。
それなのに、光のハイテンションな探偵っぷりとか、宮沢(佐藤二朗)のシュールさで飾り付けようとしたのが、すべて裏面に出てしまった。その上、『TRICK』風の表現で飾ろうとしたが、それもほぼ空回り。
妙なことをせず、温泉街で起こる奇妙な事件を、味覚が鋭い探偵がフンドシ姿で事件を解決する物語で良かったのでは?
あとがき
基本的に、「向井理さんのフンドシ姿」をどれだけの視聴者が望んでいたかってことです。でも、本作は「向井理さんのフンドシ姿」無くしては、特徴が出せません。その辺のマーケティングの失敗です。続編を「劇場版」でやる気満々のエピローグでしたが、これも空回りしていたと言うのは私が厳しすぎますか?
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