家売るオンナ (第9話・2016/9/7) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『家売るオンナ』(公式)
第9話『二世帯住宅を爆売り!不仲家族の絆を再生GO』の感想。
万智(北川景子)は、2世帯住宅の売却依頼を受ける。庭野(工藤阿須加)は憲一(竹森千人)・礼(MEGUMI)夫婦、足立(千葉雄大)は嘉一(卜字たかお)・智代(鷲尾真知子)夫婦の家を探すが、両家共に夫が優柔不断でなかなか決まらない。足立は智代から、同居する娘・波留(八木優子)との結婚を薦められる。そんな中、万智の行きつけの中華料理店で働くナイジェリア人・ビクトル(星野ルネ)が恋人と来店し、部屋を探してほしいと頼む。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
すべてのお客様の幸福を考える "神の不動産営業"
普段は扱わない賃貸物件まで加えて、今回はついに3つもの案件を担当した万智(北川景子)。とにかく、万智の家を売る巧みなテクニックを面白おかしく描くのではなく、お客様の僅かな言動からピッタリの物件をお勧めし、すべてのお客様の幸福を考える “神の不動産営業” をコミカルに描くのが素晴らしい。
「私に売れない家は無い」を違和感なく魅せる秀逸さ
特に脚本(企画)として興味深いのが、万智はたくさんの物件の中からその顧客に最適な物件を探して提供するのではなく、目の前にある物件を上手にカスタマイズして、お客様が買いたくなるような提案をすること。正に「私に売れない家は無い」を映像化しているのだ。更に、それを違和感なく魅せる秀逸さもある。
3つの顧客も、華麗に新居に押し込んじゃう痛快さ
そして、今回は前述のように3つもの案件を取り扱いながら、根っこは1つの家族の問題であることを早期に見抜いて、「家族の幸せ」のために華麗に3つの顧客を家に押し込んじゃうのが実に面白かった。また、脇役の個性もきらきらと光らせた上に、異国文化の違いを用いた見事なオチ。本当に良く出来てるドラマだ。
あとがき
マンネリ化もないし、むしろ毎回の万智の家を売るテクニックが異なり、新鮮味すら感じる。それなのにもう次回は第10話で最終回。全話数が少なめな今期の連ドラが多い中で、本作はもう1話だけ楽しませてくれそう。最終回にも大いに期待します。
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【これまでの感想】
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