侠飯~おとこめし~ (第5話・2016/8/19) 感想

テレビ東京系・ドラマ24『侠飯~おとこめし~』(公式)
第5話『火も包丁も使わない絶品侠飯』ラテ欄『火も包丁も不要…!?メキシコ発!超簡単な“囚人”タコライス!決め手はマヨネーズ』の感想。
原作:福澤徹三による小説『侠飯~おとこめし~』シリーズは未読。
柳刃(生瀬勝久)が廃虚の病院で情報屋のサトウ(上山竜治)と密会していると、偶然そこに良太(柄本時生)と春菜(内田理央)、信也(高畑裕太)、洋介(戸塚純貴)が肝試しにやって来る。肝試しの後、おびえる良太をからかうため、春菜らはアパートを訪問。柳刃はまだ戻っていない。以前から火野(三浦誠己)が本当に料理人なのかと疑う洋介は、火野の料理が食べたいと挑発する。火野はサルサソースとタコスチップスを手にキッチンへ向かう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
登場人物を余すことなく活用して、新鮮さを醸し出す
1週間振りの本作。今期私が観ている連ドラでは無くて残念に思っていた、夏だからこその “心霊ネタ” で攻めてきた第5話。こう言うベタなところも好き。更に、いつもは良太(柄本時生)のアパート部屋でのほぼワンシチュエーション・ドラマなのに、廃虚の病院と言う舞台を用意。
ここんとこ、ワンシチュエーション・ドラマに変化をつける工夫の一つとして、柳刃(生瀬勝久)と火野(三浦誠己)が本当に料理人なのかと疑う洋介(戸塚純貴)の存在を上手く活用する物語が多くなってる。今回も冒頭から洋介の提案で肝試し。こうして登場人物を余すことなく活用する、出来そうでやるのは難しいのだ。
火野の暴力的で短気な設定が活かされた料理もお見事
そして今回は、柳刃がいつもとは違って任侠ドラマ担当になって、今回の料理は変化球で火野が担当。工夫されてるなあ。それも、包丁も火も使わぬ料理をげんこつと怒りに任せて素早く作り上げる手際良さ。ちゃーんと火野の暴力的で短気な設定が活かされた料理。
それも、夏場は火も使いたくないし面倒なこともしたくないと言う気持ちを汲んだフードコーディネーターの柚木さとみ氏(たぶん)渾身の、夏らしい一品。
それにもう一品の「きゅうりとミックスナッツの和え物」は実は私の得意料理。ミックスナッツを7種類を個々に購入して “マイブレンド” する程のミックスナッツ好きの私の真夏のビールのおつまみだ。カレー粉入れると尚美味い。こりゃ、驚いた。
シリーズの折り返しの第5話にも夏にも相応しい内容
そして、柳刃がアパートに戻ってきてからの、背筋が凍る寒~いオチには感服と感激。ああ言う、ベタなのが面白いのだ。今回は柳刃の料理はお預けになったが、シリーズの折り返しの第5話にも夏にも相応しいグルメドラマ。ホント、良く出来てるよなあ。
あとがき
第1話で紹介された「オイルサーディンの缶ごと焼き」は、週1で作ってます。そして、今回紹介された「ジェイルライス」も今日のお昼に早速作ってみます。ドラマとグルメと両方のいいとこどり、本作まだ未見の方には是非おススメです。次回は食欲と性欲の回みたい。楽しみです。
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