ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子 (第6話・2016/8/16) 感想

ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子

フジテレビ・関西テレビ系・『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』公式
第6話『大金が詰まった遺体…女刑事の過去」』の感想。
なお、原作:内藤了による小説『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズは未読。


公園で、地面の穴に下半身がはまり、口内に大量の100円玉が詰め込まれた他殺体が見つかる。解剖すると、被害者は無理やり100円玉を飲み込ませられており、胃にも充満した硬貨は約100万円分もあった。聞き込み中、比奈子(波瑠)と厚田(渡部篤郎)は道で転んだ老人・稲富(浜田晃)と出会い、家まで送る。稲富が暮らすのは、老人同士のシェアハウスだった。数日後、再び口に100円玉を詰め込まれた遺体が見つかる。
上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

比奈子と東海林が捜査会議に出席した

今回は、比奈子(波瑠)と東海林(横山裕)が珍しく「捜査会議」に出席したから、いよいよ刑事ドラマのカタチになってくるかと思いきや、残念ながら、そこまではいかなかった。ただ、この序盤の捜査会議への出席のシーンがあるだけで、若干単独捜査らしさが消えたのは確か。やはり、こう言う印象操作が大事だ。

"事件を引き寄せる" なら比奈子の単独シーンは大切に

さて、本編はほぼ映画『羊たちの沈黙』を踏襲してきて、今回から第2章って雰囲気。まあ、リスペクトだろうがなんだろうが、うまくやってくれれば不満は無い。で、問題はやはり比奈子の単独捜査。これに尽きる。

今回なんて、わざわざ “事件を引き寄せる” とまで台詞にしているのだから、物語の流れとして比奈子を単独捜査、いや正確に言えば一人にするシーンは、肝心の時だけに絞り込んだ方が面白いはず。なのに、単独行動が多いから “事件に巻き込まれる” ために捜査しているようにさえ見えている。

これは完全に本末転倒。主人公だから目立たせたいのは分からなくもないが、物語の根幹に関わるほどに、一人でそうさせるのは間違ってる。

もう少し刑事ドラマらしいリアルさを上手く魅せて

その他にも無駄なシーンが多過ぎるのも問題。それに、波瑠さん自身の演技なのか、波瑠さんへの演技指導なのか、比奈子も波瑠さんも魅力的に見えない。どちらに課題があるのかわからないが、ここは改善して頂きたい。

そして、本作は猟奇殺人を扱う特殊性を活かすために、「刑事ドラマ」の部分のリアルさをもっと追求すべき。全体がパクりとフィクションばかりでは、「刑事ドラマ」で無くなってしまう。事件とその背景が良く出来てるだけに、もう少し刑事ドラマらしいリアルさを上手く見せたら良いのに…

あとがき

殺人を実行する人間としない人間の境界線を描きたいのはわかるんですが、台詞で言ってるだけで、映像的には逮捕された中島(林遣都)が解説しているだけ。比奈子である必然性が足りません。波瑠さんのファンはあの表情から好意的に内面を読み解いて楽しいでしょうが、ファンばかりで無いのでちゃんと映像で見せるべきです。次回に期待します。

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コメント

みっきーさん、こんにちは。

中島が収容?されていた「真っ白な部屋」、最初気にならなかたんですけど、
比奈子が訪ねてきた時、ナンカとても「ショボいセット」に見えてしまったんですよね…。
リアリティを感じられない 、みたいな。
  • 2016-08-18│14:46 |
  • IDE URL│
  • [edit]
Re: タイトルなし
☆IDEさん
コメントありがとうございます。

そもそも原作がある上に、
いろいろな作品の寄せ集め的な部分が多くなってきましたね。
あの真っ白な部屋もどこかで見たような気もしますし、
そもそもあんな部屋が必要なのかもわかりませんでした。
  • 2016-08-18│15:01 |
  • みっきー(管理人) URL│
  • [edit]

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