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とと姉ちゃん (第116回・8/16) 感想

連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』公式
第20週『常子、商品試験を始める』『第116回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。


常子(高畑充希)は、取材中傘で遊んでいた女の子が、粗悪な作りの傘の色が落ち、服に染みをつけるところを目撃する。会社に戻ると、買ったばかりのミシンが壊れ社員がけがをする。二つの出来事をヒントに粗悪品も多く出回る中で試験をして商品の優劣を示す企画を思いつく。これぞ、モノがあふれる時代にふさわしいアイデアだと絶賛する花山(唐沢寿明)。まずは身近な日用品からと、常子たちはせっけんを取り上げることにするが…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

初めて、常子が主人公らしく見えた

まあ、今回も気になることや腹の立つことは多いのだが、まず褒めるべきところを褒めておこう。何せ次がいつになるか予想がつかないから。そして、今回褒めるべきは、常子役が高畑充希さんになって初めて、常子が主人公らしく見えたこと。

ふとしたことから商品試験の企画を思い付き、社員たちにプレゼンをして、編集長の花山(唐沢寿明)を説得し、編集会議をまとめ、森田屋にも自ら足を運び感謝を述べ、自宅でも雑誌のことを考えた。

やっと、常子が “普通の女性” に見えたし、ドラマ自体も “普通の朝ドラ” に見えた。それにしても、延べ29時間も観てきて、たった一度だけしか “普通” を出来ない本作が、連ドラして駄作なのは言うまでもないが、出来るのにやらなったのが不思議でならない。

脚本家は “普通” であることを恐れているのか?

先週の鞠子(相楽樹)の平塚らいてう(真野響子)との仕事の描写は僅か1日だけだったが、鞠子の仕事への情熱はしっかりと描いた。しかし、結婚式の描写は疑問符だらけ。やれば “普通” に出来るのにそれをやらないのが、本作の脚本家。

朝ドラらしく “普通” に描くことを面白くないと勘違いしているのか、“普通” を描くのが怖いのか。鞠子に15分、常子に15分出来るなら、全編やれば良い。そうしたら、ここまで小橋家と小橋家を演じる女優たちへの好感度は下がらなかったはずだ。

重箱の隅を楊枝でほじくる…

あとは、重箱の隅を楊枝でほじくるようなこと。前回のラストカットを「星野」の表札にした割に星野(坂口健太郎)自身はお預けにするせこい作戦。傘の色が落ちたことを企画プレゼンで触れいない不自然さ。「私が買ってきたミシンで…。ごめんなさい」の一言が出ない美子(杉咲花)の非情さ。まだまだあるぞ。

直前のミシン事故を見ただけで、これまで考えたふりだけで身体を動かさなかった常子が、立て板に水を打つようにすらすらと喋りだしたこと。第1回目のテスト対象商品がミシンや傘でなく石鹸と唐突なこと。

あとがき

多分、多くの視聴者がマヒしてると思います。いや、本作を見続けてるおかげでマヒしちゃってる。本来の “普通” の朝ドラは週の内数日はこんな感じのドラマチックなエピソードと演出なんですよ。主人公が突然ペラペラと演説を始め、みんなが一致団結納して…みたいなのは、むしろ朝ドラのお約束。

そんな簡単なことを本作はやって来なかったから、今回の常子のくだりも、唐突に思い付いて喋りだしたようにしか見えませんし、わざわざ車座に集まって会議をした割に、アダモちゃんの一言で「石鹸」に決まってしまうのが滑稽にしか映らない。朝ドラのプレッシャーに西田征史さんは “普通” が出来なくなってるとか???

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大橋鎭子と花森安治 戦後日本の「くらし」を創ったふたり (中経の文庫)
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【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
1 2 3 4 5 6
第2週『常子、妹のために走る』
7 8 9 10 11 12
第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
13 14 15 16 17 18
第4週『常子、編入試験に挑む』
19 20 21 22 23 24
第5週『常子、新種を発見する』
25 26 27 28 29 30
第6週『常子、竹蔵の思いを知る』
31 32 33 34 35 36
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』
37 38 39 40 41 42
第8週『常子、職業婦人になる』
43 44 45 46 47 48
第9週『常子、初任給をもらう』
49 50 51 52 53 54
第10週『常子、プロポーズされる』
55 56 57 58 59 60
第11週『常子、失業する』
61 62 63 64 65 66
第12週『常子、花山伊佐次と出会う』
67 68 69 70 71 72
第13週『常子、防空演習にいそしむ』
73 74 75 76 77 78
第14週『常子、出版社を起こす』
79 80 81 82 83 84
とと姉ちゃん あの第82話で「連続20%超え」が途切れたそうだ
第15週『常子、花山の過去を知る』
85 86 87 88 89 90
第16週『“あなたの暮し”誕生す』
91 92 93 94
「とと姉ちゃん」自己最高25.3%。これでテコ入れも期待薄か?
95 96
第17週『常子、花山と断絶する』
97 98 99 100 101 102
第18週『常子、ホットケーキをつくる』
103 104 105 106 107 108
第19週『鞠子、平塚らいてうに会う』
109 110 111 112 113 114
第20週『常子、商品試験を始める』
115

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内容取材に出ていた常子(高畑充希)は、粗悪品の傘で服を汚した少女を見かける。その直後、会社で、新しく買ったミシンで、社員がケガをしたのを見て、常子は、商品試験をすることを提案する。 敬称略 番組始まって以来、 初めて、常子が主人公に見えたよ。 そのうえ、ちょっと、あざとさはあるものの、 森田屋。。宗吉たちに感謝を伝えているし。 ようやく、...

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