●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。
●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。

とと姉ちゃん (第106回・8/4) 感想

連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』公式
第18週『常子、ホットケーキをつくる』『第106回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。


もう私には関係ない。花山(唐沢寿明)は谷(山口智充)の言葉に耳を貸そうとしない。谷を連れてきた美子(杉咲花)は、自分の企画に最後まで責任を持つべきだと次号の特集が小麦粉料理であることを告げる。花山の企画をやれば、もう一度常子(高畑充希)と話す機会ができるのではと思ったからだと美子は説明する。随分勝手な話だと怒る花山。しかし、谷は常子のところ以上に、花山が自由に雑誌を作れる場所はないと再び説得する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

「能力がない=何もしない」に見えてはダメでしょ

そもそも、なぜ美子(杉咲花)が谷(山口智充)に仲裁を頼んだのか全く理解できないのだが…。それに、なぜ社員でもない宗吉(ピエール瀧)が編集作業を手伝っているのかも。

これ、どう好意的に見ても、能力のない社長と社員が、いなければ成立しない花山(唐沢寿明)を取り戻すために、知り合いをこき使ってるようにしか見えないのだが。

そう、ここが本作の、ここ最近の大問題。雑誌が “いなければ成立しない” 登場人物として花山を描くのは正しい。むしろそうすべき。しかし、社長と社員を “能力がない” ように(見えるように)描くのは間違ってる。

いや、社長と社員は、こと「雑誌編集」に対しては “能力がない” のだ。だから、常子(高畑充希)は花山に編集長を依頼したわけだし、劇中での花山の存在感が際立つのだ。ただ、「能力がない≠何もしない」に見えてるのが、本作の最も痛いところ。

特に、常子は椅子に座ってるだけ。そして、口を開けば常に高圧的な上から目線の物言いだし。そんな常子を9分以上も見せておいて、いきなり美子から真相を聞いて改心したヒロインを応援しろって?流石に、つくり手の都合だけで物語を進め過ぎ。ホント、視聴者無視も甚だしい。

共感できるヒロイン像には程遠い

そして、どうせコロッと気が変わって常子が謝罪するんだろうと思っていると、美子は「とと姉ちゃん」、鞠子(相楽樹)は「とと姉」と公私混同発言にイラッとさせる。そして、突然の謝罪の直前の常子のあの「怒り顔」は何の意味があるんだ。で、今度はガラリと「涙目」で謝罪。演技指導も演技もちっとも共感できないのだが。

最後は、コントのオチがついたような音楽とエンディング。とどのつまり、この度の常子と花山との断絶から再継続のくだりは、ヒロインの人としての人に対する心遣いや誠実さの無さを強調しただけ。もっと、努力や行動力を魅せないと共感できるヒロイン像には程遠い。

あとがき

ここ最近の “騒動” は身から出た錆のような “内輪揉め” ばかりになって、益々面白みが薄れてますね。「世の中の…」とか「庶民の…」とか大きなことを描くはずなのに、すごく小さなエピソードの連続。もっと『暮らしの手帖』の世界観や大橋鎭子さんと花森安治さんの雑誌出版の軌跡を見習っても良いのでは?

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


           

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
【ポケット版】「暮しの手帖」とわたし (NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ 大橋鎭子の本)
花森さん、しずこさん、そして暮しの手帖編集部
しずこさん 「暮しの手帖」を創った大橋鎭子 (暮しの手帖 別冊)
大橋鎭子と花森安治 美しき日本人 (PHP文庫)
大橋鎭子と花森安治 戦後日本の「くらし」を創ったふたり (中経の文庫)
花森安治のデザイン
花森安治伝: 日本の暮しをかえた男 (新潮文庫)
花森安治 増補新版: 美しい「暮し」の創始者 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/8745/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
   http://dmesen.seesaa.net/article/440726752.html でも受付けております。


【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
1 2 3 4 5 6
第2週『常子、妹のために走る』
7 8 9 10 11 12
第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
13 14 15 16 17 18
第4週『常子、編入試験に挑む』
19 20 21 22 23 24
第5週『常子、新種を発見する』
25 26 27 28 29 30
第6週『常子、竹蔵の思いを知る』
31 32 33 34 35 36
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』
37 38 39 40 41 42
第8週『常子、職業婦人になる』
43 44 45 46 47 48
第9週『常子、初任給をもらう』
49 50 51 52 53 54
第10週『常子、プロポーズされる』
55 56 57 58 59 60
第11週『常子、失業する』
61 62 63 64 65 66
第12週『常子、花山伊佐次と出会う』
67 68 69 70 71 72
第13週『常子、防空演習にいそしむ』
73 74 75 76 77 78
第14週『常子、出版社を起こす』
79 80 81 82 83 84
とと姉ちゃん あの第82話で「連続20%超え」が途切れたそうだ
第15週『常子、花山の過去を知る』
85 86 87 88 89 90
第16週『“あなたの暮し”誕生す』
91 92 93 94
「とと姉ちゃん」自己最高25.3%。これでテコ入れも期待薄か?
95 96
第17週『常子、花山と断絶する』
97 98 99 100 101 102
第18週『常子、ホットケーキをつくる』
103 104 105

関連記事
スポンサーサイト



トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プレゼント>『とと姉ちゃん』第106話

さんざん利用されたのに… ワザワザ東京に戻って来て 新しい店を開店したのかしてないのか分からない状態で 常子の事務所で常子のために働くピエール さんざんバカにされたのに… 苦境に立たされた自分を顧みず 時間を割き嘘までついて 常子のために花山を説得する谷さん 手酷い裏切り方をされたのに… またもや事後承諾で企画をパクられ バレバレの嘘に釣られ アホみ...

プレゼント>『とと姉ちゃん』第106話

さんざん利用されたのに…ワザワザ東京に戻って来て新しい店を開店したのかしてないのか分からない状態で常子の事務所で常子のために働くピエールさんざんバカにされたのに&hellip...

とと姉ちゃん 第106回

内容広告を辞める決断をした常子(高畑充希)そんななか、美子(杉咲花)は、谷(山口智充)に力を借りて、花山(唐沢寿明)のもとを訪ねる。 敬称略 “花山さんがいないと成り立たない” って、事実は事実だけど。 。。。。。いまさら?

NHK朝ドラ【とと姉ちゃん】 第106回 感想

もう私には関係ない。 花山(唐沢寿明)は谷(山口智充)の言葉に耳を貸そうとしない。 谷を連れてきた美子(杉咲花)は、自分の企画に最後まで責任を持つべきだと次号の特集が小麦粉料理であることを告げる。 花山の企画をやれば、もう一度常子(高畑充希)と話す機会ができるのではと思ったからだと美子は説明する。 随分勝手な話だと怒る花山。 しかし、谷は常子のところ以上に、花山が自由に雑誌を作れる...

コメント

コメントを残す

Secret

※なお、送られたコメントはブログ管理人が承認するまで公開されません。
※また、当blogの「コメント,トラックバック&リンク・ポリシー」に基づき、管理人が不適切、不適当、不愉快と感じたコメントは非公開、または予告無く削除します。

楽天市場PR

TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

最新記事

PR


カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR