家売るオンナ (第3話・2016/7/27) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『家売るオンナ』(公式)
第2話『ゴミ屋敷女&片付け男に家爆売り!三軒家GO』の感想。
3物件の現地販売が始まった。屋代(仲村トオル)は万智(北川景子)に全体のフォローに回るよう指示するが、万智は全部自分が売ると主張。一同をあぜんとさせる。一方、万智は歯科衛生士の桜(はいだしょうこ)からマンション売却を依頼される。桜は‘片付けできない女’で家は物であふれ返っていた。さらに、万智は住み替えを希望する保坂(中野裕太)の家へ。屋代から万智の正体を探るよう命じられた庭野(工藤阿須加)も同行する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
アバンタイトルがお見事だった
もう、冒頭の前回までのあらすじと現地販売の社内ミーティングで構成したアバンタイトルがお見事。全体のわかりやすさ、テンポの良さ、万智(北川景子)のキャラクターの徹底的な紹介と、他の同僚たちとの差別化もちゃーんとやって約5分。
もう、このアバンを見ただけで全体のバランスが良いのがわかる。この5分を見たら、あとは万智が「どんなぶっ飛んだアイデアで家を売りまくるのか?」を楽しむだけって感じ。最近ありがちな、個性的俳優(タレント含む)をやたら登場させ、人数ばかり増やしてごちゃ混ぜの群像劇とは一線を画しているのは間違いない。
徹底的にコメディ仕様なのに…
ここまで、きちんと主人公の “三軒家万智” のキャラクターを確立すると、北川景子さんの演技をコメディエンヌとして評価するかどうかが、本作の好き嫌いの分かれ目になりそうだ。しかし、その万智が発する “ぶっ飛んだアイデア” が実に現実的で理に適っているのが素晴らしい。
全体は、徹底的にコメディ仕様なのに、ちゃんとライフスタイルの提案と不動産営業の話になっているのは、かなり完成度が高いと言わざるを得ない。また、得田真裕さんのサウンドトラックが良い。特に万智のテーマ曲のようなタンゴ曲が良いテンポを生んでる。第3話にしていい感じに “カタチ” にしてきたぞ。
あとがき
前回の感想でも書いた通り、40分頃の保坂(中野裕太)と桜(はいだしょうこ)の痴話げんかが長過ぎました。あそこさえなければ。と言うか、本作は54分枠で無く60分枠なので、あとはそこを活かした脚本と演出さえできれば、もっと完成度が高くなるはず。次回に期待します。
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