とと姉ちゃん (第99回・7/27) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第17週『常子、花山と断絶する』『第99回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
闇市で見つけた果物箱を花山(唐沢寿明)は積み重ねていく。あっけにとられる常子(高畑充希)たちだが、少しは自分で考えろという花山の言葉に刺激されて、常子はあるアイデアを思いつく。箱が連結されできたのは、東堂(片桐はいり)が望んだソファや机などの家具。しかも用途に応じて形が変化する狭い住宅に便利な機能を持っていた。その家具に常子は紙を貼り付ける、それはかつて東堂が教えてくれたことを元にした工夫だった…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
常子を、のさばっているように描くのは止めるべき
今朝は簡単な感想で…
今日のストーリーは、すべて前回の感想の「あとがき」に全部記載済みなので、内容についてはこれ以上書くことは無い。で、今回書かなければいけないこと。それは、常子(高畑充希)の才能ある花山(唐沢寿明)に対する態度が、益々横柄になり小馬鹿にしたようになっていること。演出も演技も。
その上、言っちゃ悪いが、三姉妹なんて紙を貼っただけでお手柄気分になってる。もう、こう言う描写の一つ一つが鼻につく。だから、ヒロインだけでなく、演じる高畑充希さんの印象まで悪くなる。とにかく、いくら社長だから、長女だから、「とと姉ちゃん」だからと、のさばっているように描くのは止めた方が良い。
あとがき
あのー、簡単に書きますが。これ “庶民” の暮らしを良くするための雑誌をつくるヒロインのお話ですよね。でも、今週を見る限りでは、貧しくて困ってる “庶民” を見つけては、花山に知恵を絞らせて、“庶民” のための雑誌を売り、結果として “庶民” を食い物にして金をしぼり取ってるように見えませんか。
もう少し、常子の気遣いや心配りを描かないと、本当に拝金主義の女でしかなくなっちゃいます。がんばれ、NHK!
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【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
1 2 3 4 5 6
第2週『常子、妹のために走る』
7 8 9 10 11 12
第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
13 14 15 16 17 18
第4週『常子、編入試験に挑む』
19 20 21 22 23 24
第5週『常子、新種を発見する』
25 26 27 28 29 30
第6週『常子、竹蔵の思いを知る』
31 32 33 34 35 36
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』
37 38 39 40 41 42
第8週『常子、職業婦人になる』
43 44 45 46 47 48
第9週『常子、初任給をもらう』
49 50 51 52 53 54
第10週『常子、プロポーズされる』
55 56 57 58 59 60
第11週『常子、失業する』
61 62 63 64 65 66
第12週『常子、花山伊佐次と出会う』
67 68 69 70 71 72
第13週『常子、防空演習にいそしむ』
73 74 75 76 77 78
第14週『常子、出版社を起こす』
79 80 81 82 83 84
とと姉ちゃん あの第82話で「連続20%超え」が途切れたそうだ
第15週『常子、花山の過去を知る』
85 86 87 88 89 90
第16週『“あなたの暮し”誕生す』
91 92 93 94
「とと姉ちゃん」自己最高25.3%。これでテコ入れも期待薄か?
95 96
第17週『常子、花山と断絶する』
97 98