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まだNHKにも良心があった! 武田アナ、巨泉さんの訃報原稿を「書き換えた方がいいんじゃないかと思った」に感動

なぜNHKは、視聴者の方を向いて朝ドラを作らないのか?

今放送中の朝のテレビ小説(通称:朝ドラ)『とと姉ちゃん』を毎朝観ていますが、良かったのは最初の1,2週で、回を重ねる毎に私の大きな期待を裏切り続けています。なぜ、NHKは視聴率競争ばかりに目が行き、視聴者の方を向いてテレビ番組を作らないのか?少なくとも朝ドラについては、毎日感じています。

そんな、先週の土曜日。この日も絶望的な内容の「第96回」を観終えて、仕事からの帰路でスマホのニュースで知ったのが、この内容です。

「テレビの黄金期」と書き換えたほうがいいんじゃないか

NHK・武田アナ、巨泉さんの訃報原稿を「書き換えた方がいいんじゃないかと思った」
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160723-00000139-sph-ent

 NHK「ニュース7」のキャスターを務める武田真一アナ(48)が23日に更新した番組ブログで、12日に亡くなったタレントの大橋巨泉さん(享年82)の思い出をつづった。

幼い頃はかなりのテレビっ子だったという武田アナ。「『世界まるごとハウマッチ』や『クイズダービー』はもちろん、毎週欠かさず見た。巨泉さんの豪快な笑い声は、いつも我が家の食卓を明るくした」と振り返った。

 また、時々深夜に起き出してしまった時は、「11PM」を見ていたという。「シャバダバシャバダバ…という音楽が流れると、罪悪感と好奇心でたまらなくなった」と明かした。

 一日中テレビを見まくっていただけに、永六輔さんに続いて巨泉さんが亡くなったことにショックを受けたという武田アナ。巨泉さんの訃報を伝えた原稿に「テレビの草創期を支えた」と書いてあったのを「『テレビの黄金期』と書き換えたほうがいいんじゃないか」と思ったいう。

 しかし、原稿は結局、書き換えられることはなかった。ブログの最後、武田アナは「『黄金期』は、これから、僕らがつくらなければならないのだ。そんな気概でやれ!と、あの豪快な声で言われた気がしたのだ」と結んでいる。

まだNHKにも良心があった! 武田アナ、巨泉さんの訃報原稿を「書き換えた方がいいんじゃないかと思った」に感動

武田アナのプロ意識「でも、やっぱりやめた」に感動

武田真一アナのブログの該当記事がこちら。
 追悼。テレビの巨人たち 武田真一

ブログの記事中に、印象的な言葉がありました。テレビの「草創期」を「黄金期」と書き換えようか迷っている時のこの言葉です。

  「でも、やっぱり、書き換えるのはやめた。」

「でも、やっぱり」に武田アナ自身の真面目さと仕事に真摯に向かう姿勢が見て取れました。自分のテレビへの愛情を「黄金期」と言う言葉に乗せて伝えることよりも、自身のテレビへの愛は心の内に秘め、「草創期」と言う言葉のままで、亡くなった大橋巨泉さんの偉業をニュースとして伝える方を選んだのです。

きっと、武田アナはとても悩んだに違いありません。でも、武田アナの判断は正しいです。感情を乗せることより、事実をありのままに正確に伝えるニュースキャスターの存在こそが、視聴者には一番重要なのですから。そして、ブログを効果的に使っているのも好感が持てます。

やはり、ニュースキャスターと言えども一人の人間。心の中にはいろんな感情がひしめき合って当然です。それをブログで発信するのはいいですね。「災害報道が自分の原点」とインタビューで答えていた武田アナ。どんな時でも冷静なあの声を聴くとこちらも「落ち着かねば」と思います。今後の武田アナの活躍に期待します。

あとがき

武田アナが48歳。この世代の人たちは、みんなあの頃が「テレビの黄金期」って思ってますし、11PMを隠れて観たなんてのも共通体験ではないでしょか。自分たちの事情ばかりに走っているようにしか思えない『とと姉ちゃん』を見ていると、武田アナのような良心がまだNHKにもあるんだと、ホッと出来ました。

アナウンス室や報道局で出来て、ドラマ番組部で出来ないことはないはず。ちゃんとした朝ドラを作って欲しいです。

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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