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とと姉ちゃん (第97回・7/25) 感想

連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』公式
第17週『常子、花山と断絶する』『第97回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。


昭和22年。常子(高畑充希)たちが創刊した『あなたの暮し』は、3万部を超える売上げを達成する。更に販売部数を伸ばすために、花山(唐沢寿明)が次の特集にと企画したのは、「住まい」についてだった。そんな折、美子(杉咲花)が、女学校時代の恩師・東堂(片桐はいり)から来た手紙を見つける。書かれた住所を頼りに訪ねてみる常子。焼け出され移り住んだというその場所は、家具も台所もないような殺風景な物置だった…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

全く訴求力のない、月曜日のアバンにがっかり

先週末の土曜日の朝は、金曜日放送の5本分の感想を書いた上に本作の感想で、遅番での出勤だったため、第96回の感想は短めになってしまって申し訳ない。と言うことで、今回はビシッと書こうと思ったら、また、つまらないアバンタイトル。

どう見ても、“庶民” よりはずっと “豊かな暮らし” を送っている常子(高畑充希)と花山(唐沢寿明)と、お洒落にも似合っていない直線断ちの服を並べただけの雑なアバン。結局、第16週のサブタイトル『“あなたの暮し”誕生す』の詳細説明をしただけの語り。『侠飯~おとこめし~』の秀逸なアバンを見習ってほしい。

「直線断ち」は、洋裁学校の嫌がらせで終了なの?

あのさ~。これ、どう見てどう解釈しろと言うのだ。確か、先週は雑誌がやっと創刊されて、「直線断ち」の評判が良くて、それを良く思わない洋裁学校の嫌がらせの大成功で講演会が潰れたってところで終わってるはず。深読みすれば、「直線断ち」は今後どうなるのか?「出版社はどうなるのか」の伏線ではなかったのか?

突然「衣食住」の「住」の話に!「衣」は終わり?

しかし、今日の月曜日はまた時間経過して、新入社員を2人も雇って、雑誌の評判も売り上げも上々で、出版社は大儲けってことになってる。その上、話が突然に「衣食住」の「住」に移行しちゃってる。これ、洋裁学校との関係は解決したってこと?「直線断ち」は世間に認められたから終了ってこと?

土曜日と全く話がつながってない。いくら伝票のアップと人事採用と語りの説明で「売れてる」「評判が良い」と描かれても、ちっともそうには見えていない。ホント、何なんだ?

これまでの何が「奮闘」や「挑戦」と言うのか?

そしてまた、西口脚本お得意の意味無き、「常子(高畑充希)以外を不幸や悪人に描いて、常子に何かを気づかせようとしているつもりだが、実際は常子の裕福さが際立って、結果的に常子と高畑充希さんの好感度が下がるだけ作戦」だ。今回の脚本の餌食は、女学校時代の恩師・東堂(片桐はいり)。お気の毒に…

ただ、今回の犠牲者はただでは起きなかった。常子に素晴らしい台詞を発せさせた。

常子「東堂先生に教わった、
   挑戦することの大切さを胸に奮闘しております。
   何事も女性だからと言って恐れずに、
   挑戦することが大切です」

この3か月半以上のどの辺が、「奮闘」や「挑戦」なのだろう? ほぼ出版のノウハウもなく利益を独占したいがためにお世話になった出版社を辞めたのが「挑戦」で、花山を強引に引き抜いたのを「奮闘」と思いなさいとでも言うのか。

それも、こんな中身が嘘っぱちの台詞を涙ながらに語らせるから、高畑さんの好感度も下がるのだ。悪いが、主人公の描写が雑なのは最悪目をつぶるとしても、ストーリーの運びが雑なのは、脳内補完でも厳しいから即刻止めるべきだ。

あとがき

前半で、あのような東堂の現状を描いておいて、ラスト近くの小橋家は明るい照明の下できれいな服着て夕食を食べながら、鞠子(相楽樹)と美子(杉咲花)が東堂家を訪問した常子を羨ましがるシーンを入れる趣味の悪さ。

そして、更にそのあとに(おそらく)戦争で右手を負傷したであろう東堂の夫・泰文(利重剛)との暗がりの東堂夫婦を描き、そのまたあとに裕福な小橋家の団欒のカットに、花山に続いて今度は東堂夫婦を利用して一儲けを企んでるとしか聞こえない語りを入れる不気味さ。

朝からよくも、こんな感じの悪い映像を放送できるものだ。いや、正確に言えば、このような悪趣味な映像に見えるように、ヒロインたちを描いた来たのが失敗と言わざるを得ないのだ。

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花森さん、しずこさん、そして暮しの手帖編集部
しずこさん 「暮しの手帖」を創った大橋鎭子 (暮しの手帖 別冊)
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大橋鎭子と花森安治 戦後日本の「くらし」を創ったふたり (中経の文庫)
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【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
1 2 3 4 5 6
第2週『常子、妹のために走る』
7 8 9 10 11 12
第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
13 14 15 16 17 18
第4週『常子、編入試験に挑む』
19 20 21 22 23 24
第5週『常子、新種を発見する』
25 26 27 28 29 30
第6週『常子、竹蔵の思いを知る』
31 32 33 34 35 36
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』
37 38 39 40 41 42
第8週『常子、職業婦人になる』
43 44 45 46 47 48
第9週『常子、初任給をもらう』
49 50 51 52 53 54
第10週『常子、プロポーズされる』
55 56 57 58 59 60
第11週『常子、失業する』
61 62 63 64 65 66
第12週『常子、花山伊佐次と出会う』
67 68 69 70 71 72
第13週『常子、防空演習にいそしむ』
73 74 75 76 77 78
第14週『常子、出版社を起こす』
79 80 81 82 83 84
とと姉ちゃん あの第82話で「連続20%超え」が途切れたそうだ
第15週『常子、花山の過去を知る』
85 86 87 88 89 90
第16週『“あなたの暮し”誕生す』
91 92 93 94
「とと姉ちゃん」自己最高25.3%。これでテコ入れも期待薄か?
95 96
第17週『常子、花山と断絶する』

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NHK朝ドラ【とと姉ちゃん】 第97回 感想

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