はじめまして、愛しています。 (第2話・2016/7/21) 感想

テレビ朝日系・木曜ドラマ『はじめまして、愛しています。』(公式)
第2話『あなたの手は、離さない』の感想。
男の子との出会いから3カ月が経過。その間、特別養子縁組を希望する信次(江口洋介)と美奈(尾野真千子)は、里親の資格を得るための研修を受け、児童相談所の真知(余貴美子)による面接に臨んだ。2人は自分の家族について質問され、信次は美奈の母親の死因などをこの場で初めて知ることになる。さらに、子どもが暮らすのに適しているかを調べるため、真知が家庭訪問に現れる。一方、男の子は相変わらず、誰にも懐こうせず…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
どうせ、引き取ることはわかっているのに…
どうせ、引き取ることはわかっているのに、その過程を1時間も要して描くか?と言う根本的な疑問はある。しかし、第2話の脚本から、より「里親制度を世間に認知させたい」との気持ちを込めてきたような気がする。だから、本来ならさらりと済ませても良い面接を1時間もかけて描いたのだろう。
視聴者をドラマの世界へ引き込む上手い作戦
お陰で、本来なら鼻につく登場人物らによる自身や互いの人物設定紹介の台詞の羅列に、少し面白みが出た。なぜなら、視聴者も児童相談所の真知(余貴美子)と同時に、信次(江口洋介)と美奈(尾野真千子)の夫婦を見極める楽しさがあったから。こう言う形で視聴者をドラマの世界へ引き込むのは上手い作戦だと思う。
映像的な工夫がもっと欲しい
ただ、前回も言ったようにサウンドトラックが単調な点。映像を見なくてもストーリを理解出来てしまう点。映像を見ない方が伸治のクドさが気にならない点。この3つを考えると視覚と聴覚に訴える部分での映像的な面白みは少ない。トイレを始めとした梅田家のセットはよく考えられている。そんな映像的な工夫がもっとたくさんないと、徐々に飽きてくると思う。
あとがき
相変わらず、強いクセのある脚本ですね。クドいのと丁寧の微妙な中間狙いかな?まだまだ、脚本、演出、俳優が噛み合っていない印象です。そこががっぷりとつながって来れば…。次回が見極めかなあ。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
テレビ朝日系木曜ドラマ『はじめまして、愛しています。』主題歌:理由/槇原敬之
★本家の記事のURL →
http://director.blog.shinobi.jp/Entry/8687/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
http://dmesen.seesaa.net/article/440295302.html でも受付けております。
【これまでの感想】
第1話
- 関連記事
-
- とと姉ちゃん (第95回・7/22) 感想 (2016/07/22)
- 営業部長 吉良奈津子 (第1話/初回15分拡大・2016/7/21) 感想 (2016/07/22)
- はじめまして、愛しています。 (第2話・2016/7/21) 感想 (2016/07/22)
- 女たちの特捜最前線 (第1話・2016/7/21) 感想 (2016/07/22)
- 「とと姉ちゃん」自己最高25.3%。これでテコ入れも期待薄か? (2016/07/21)