「とと姉ちゃん」自己最高25.3%。これでテコ入れも期待薄か?

以前、視聴率が下がったのは、政見放送のとばっちり?

以前『とと姉ちゃん あの第82話で「連続20%超え」が途切れたそうだ』と言う記事を書いたが、どうやら地上波放送の8時直前に放送された参院選政見放送のとばっちりを受けただけとの噂も多かった。そして、その噂を証明するように、再び視聴率は上がり続け、今日こんなニュースが飛び込んできた。

7/20放送の第93回で、自己最高視聴率25・3%達成

「とと姉ちゃん」自己最高25・3%!マッサン&カーネーション超えた
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/07/21/kiji/K20160721013002570.html

 女優の高畑充希(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8:00)の第93話が20日に放送され、平均視聴率は25.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。
 第21話(4月27日)と第57話(6月8日)の24.6%を0.7ポイント上回り、自己最高を更新。2011年度後期「カーネーション」と14年度後期「マッサン」の最高25.0%を上回った。放送開始から15週連続で週間平均視聴率20%超えをマークするなど好調を維持している。

第93回って、そんなに面白い内容だったか?

第93回のストーリーはこんな感じ。前半は、常子(高畑充希)ら三姉妹が、「カフェ浪漫」で働く女給の梢(佐藤仁美)たちに取材をして、彼女たちが洋服を作れないのは、布がないのはもちろんだが、洋裁の技術がないためだと言う思いがけないヒントを得るって話。

そして後半は、一方の花山(唐沢寿明)も洋裁学校への取材で、高価なミシンや布地でしか授業を行っていない現状を知る…と言う内容だった。

「とと姉ちゃん」自己最高25.3%。これでテコ入れも期待薄か?

ごめんなさい。これ、嘘です。ぜ~んぶ私の超好意的解釈の賜物だ。観たままを正しく書くと、常子たちは取材なんてしていない。梢や綾(阿部純子)たちが自分たちの意見を言ってるのに、ことごとく「でも…」と口答えして、自分たちの考えを押し付けただけ。言いたいことを言って、聞いたことだけ都合よく頂いちゃったってだけ。

うーん、これが、25.3%で自己最高記録を更新か。まあ、こう言いつつ観ている私の数もその中に含まれているわけだが、私のような偏屈な楽しみ方をしている視聴者が多いとは思えない。となると、やはり、三姉妹が登場し且つ数名の女給さんたちが、かしましくやり取りするのが、たくさんの視聴者にウケたってことか。

今後は「衣食住」の話だから、視聴率が下がる要素はない

そして、今後は「衣食住」を順番に描いていくだろう。どれも、主婦や女性の興味関心の高いネタだし、特に「食」はテレビドラマだけでなくバラエティー番組でもテッパンネタ。こうなると、視聴率が下がる理由がない。

でも、勘違いして欲しくない。私は、決して「視聴率が下がれ」と願っているわけではない。言いたいのは、
 ●内容に見合った視聴率になって欲しい
 ●視聴率が下がれば、作り手も何らかの改善策を考えることへの期待
それだけ。だから、自己記録を塗り替えるなんてのが続けば、益々このままの内容で突き進むことのお墨付きを、視聴者が与えたのと同じ。だから、落胆するのだ。

"毎朝が楽しみで本作を面白いと思う人" になってみた

ディレクターの視点を、毎朝が楽しみで本作を面白いと思う人にしてみると、こんな感じだろうか。

 ●大事件は起きないけれど、小さなトラブルがちょくちょく発生します。
  でも、すぐに解決するからテンポが良いんです。

 ●小橋家のみんながほんわか&のんびりしていて、
  観ていて癒されるし優しい気持ちになれます。

 ●台詞も短くて端的なものが多いから疲れません。

 ●演出もコメディタッチが多く、笑いの中に涙ありって感じで、
  じめじめしていないのも観ていて安心できます。

 ●三姉妹もすごく魅力的。
  長女の常子はめっちゃ明るくてポジティブ思考。
  次女の鞠子は意外と冷静な調整役。
  三女の美子は上の姉妹と年が離れていて子供のようなかわいらしさが魅力。

 ●個性的な脇役とそれを演じる芸達者な俳優陣が、
  次から次へと登場して飽きません。

 ●だから、楽しくてまた次が観たくなるんです。

うーん、このように楽しんでる人の気持ちをシミュレーションしてみると、確かにこう言う思う人は多いかなって。でも、この視点だと物語がどうだとか、経過や過程がが描かれていないとか、常子を応援したくなるかどうかなんてどうでも良いって感じ。

要は、何となくほのぼの明るい家族が登場していて、毎日あれこれトラブルが起きては解決して、話が進んでさえいれば良いのかもしれない。それが朝ドラなのか。

あとがき

私にとっての第93回は、裕福なヒロインが金にものを言わせて親友を手なずけ、三姉妹が取材と言う名の上から目線での庶民の声の聞き取りをやっただけなんですけど。それが最高視聴率とは思いませんでした。視聴率が低くなって作り手が心入れ替えることは皆無ですね。残念。

でも、こんな私も、本当に第1週あたりは上に書いた “毎朝が楽しみで本作を面白いと思う人” と同じ気持ちで大期待をしていたんです。

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【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
1 2 3 4 5 6
第2週『常子、妹のために走る』
7 8 9 10 11 12
第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
13 14 15 16 17 18
第4週『常子、編入試験に挑む』
19 20 21 22 23 24
第5週『常子、新種を発見する』
25 26 27 28 29 30
第6週『常子、竹蔵の思いを知る』
31 32 33 34 35 36
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』
37 38 39 40 41 42
第8週『常子、職業婦人になる』
43 44 45 46 47 48
第9週『常子、初任給をもらう』
49 50 51 52 53 54
第10週『常子、プロポーズされる』
55 56 57 58 59 60
第11週『常子、失業する』
61 62 63 64 65 66
第12週『常子、花山伊佐次と出会う』
67 68 69 70 71 72
第13週『常子、防空演習にいそしむ』
73 74 75 76 77 78
第14週『常子、出版社を起こす』
79 80 81 82 83 84
とと姉ちゃん あの第82話で「連続20%超え」が途切れたそうだ
第15週『常子、花山の過去を知る』
85 86 87 88 89 90
第16週『“あなたの暮し”誕生す』
91 92 93 94

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