家売るオンナ (第2話・2016/7/20) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『家売るオンナ』(公式)
第2話『万智プロデュース!ひきこもり中年に最適な家』の感想。
万智(北川景子)は、帰社した美加(イモトアヤコ)が、チラシをポスティングせずに捨てたと見抜き、ある指令を出す。そして、「いいかげんなやつが視野に入ってくるのが不愉快」だと言い放つ。一方、庭野(工藤阿須加)は住み替えを希望する城ケ崎家を訪問。泉(木野花)と夫・秀人(猪股俊明)は、子どもも独立したので、一戸建てを売ってマンションに移りたいと話した。後日、庭野と城ケ崎家を訪ねた万智は突然、「火事だ!」と叫ぶ。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
第1話より、万智のキャラが立って面白くなった
脚本家も演出家も変わっていないのに、第1話からかなり違う印象になった本作。一番大きいのは、演出や演技指導が『家政婦のミタ』への意識を取っ払って、北川景子さんらしさを生かした、稀なる美貌で数々の謎を持ち誰にも媚びず独自の哲学で家を売りまくる「三軒家万智」になってること。
更に、万智の個性を魅せるために、コミカルな描写をかなり過剰表現にしたことで、全体の印象もただのよくある「お仕事ドラマ」にコメディ要素が加わって面白みまで出て来た。また、万智のアイデアも不自然でないし、むしろ感心するレベル。この位の仕上がりがずっと確保できれば、安定して楽しめるかも。
通常より長い放送枠を有効活用すればもっと良くなる
気になることもある。と言うか、好みの問題で白州美加(イモトアヤコ)の存在が邪魔。それに勤務時間内にブログにコメント投稿するのもどうかと思う。しかし、それ以前に気になったのは、その邪魔だと思っている白州美加の小ネタ話を、本編が終わった47分を過ぎたあたりからだらだらと垂れ流したこと。
こう言うの、入れたいのはわかるのだが、完全に万智と解離した(別の)状態の話だから困る。課内のエース・足立(千葉雄大)と万智との比較と美加の成長を描くにせよ、あまりに唐突あまりに雑。普通のドラマより尺の長い放送枠だけに、もっと延長分を生かした方が、完成度が高まるに違いない。
あとがき
前回のあとがきで、第2話で継続視聴するか見極めますと書きましたが、その点についてはもう少し観てみようと思います。ただ、好みの問題として白州美加の設定もイモトアヤコさんも苦手なので、そこが克服できるかって感じ。でも、第2話は良く出来ていたと思います。
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【これまでの感想】
第1話
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