刑事7人 第2シリーズ (第2話・2016/7/20) 感想

テレビ朝日系・『刑事7人 第2シリーズ』(公式)
第2話『秘書が転落死!!疑惑の8000万円!!密告する女のバトル』の感想。
なお、『第1シリーズ』は全話鑑賞済み。※最終回の感想記事
東京都知事・岡田(山田明郷)の特設秘書・和久井(児玉貴志)が転落遺体で見つかる。第一発見者のテレビキャスター・雅美(MEGUMI)が、番組で岡田の収賄疑惑をスクープ。和久井が岡田と贈賄側とのパイプ役だと報じる。所轄署は状況から和久井の死は自殺と断定。しかし、検視した堂本(北大路欣也)から和久井が死ぬ前に拘束されていた可能性があると聞いた天樹(東山紀之)は、12係の沙村(高嶋政宏)らと独自に捜査を始める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
天樹の存在感がぐっと薄まった
脚本は本作2人目の大石哲也氏。演出は、第1話と同じ長谷川康氏。脚本家の違いが大きいのだろうか。第1話の脚本を書いた真野勝成氏は、第1シリーズで第6話しか書いていない。しかし、今作の大石氏は第1シリーズで9話中4話も書いている。
何を言いたいかって?前回で天樹(東山紀之)の独断&単独行動を抑えるために、新キャラの青山を登場させ、沙村をボスにしたお蔭で、天樹らしさを魅せつつ、チームのまとまり感も出たのに、今回は第1シリーズのようにとは言わないが、天樹がほぼ蚊帳の外になって存在感がぐっと薄まってしまった。
機動捜査隊の設定が仇になってる
結局、刑事ドラマとしては、前回よりも刑事ドラマらしくまとまってるし、事件そのものも悪くない。ただ、残念ながら天樹の個性が無くなって普通の1人の刑事になってしまった。これでは主人公である意味がない。
もしかしたら、第2シリーズから天樹らの所属が、警視庁捜査一課12係(第1シリーズ)から警視庁刑事部機動捜査隊に変わったことが影響しているかも。だって、機捜隊だと基本的に刑事が個々に動いてもおかしくないから、天樹の単独も不自然で無くなる。これ、機捜隊の設定を何とかしないと、益々天樹の個性が見えなくなるだけだ。
あとがき
第1話は良かったのに、第2話では天樹が普通の刑事になって埋没しちゃいました。話は面白いだけに、主人公の埋没は何とか解消した方が良いです。でないと、本作らしさが無くなるだけ。次回に期待します。
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【これまでの感想】
第1話
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