そして、誰もいなくなった (第1話/初回30分拡大・2016/7/17) 感想

日本テレビ系・新日曜ドラマ『そして、誰もいなくなった』(公式)
第1話/初回30分拡大『藤原竜也主演!順風満帆な人生が突然の大転落…豪華共演者は全員容疑者!新感覚サスペンス登場』の感想。
ソフトウエア開発会社研究員・藤堂(藤原竜也)は恋人・早苗(二階堂ふみ)との結婚を控え順風満帆な日々を送っていた。ところがある日、人事部に呼ばれた藤堂は同じ‘パーソナル・ナンバー’を持つ同姓同名の男が婦女暴行の罪で逮捕されたと教えられる。ナンバーは国が国民に振り分けた番号。成り済ましを疑われ謹慎を命じられた藤堂は、総務省勤務の友人・小山内(玉山鉄二)に相談し、自分の個人情報が乗っ取られたと気付く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
順分満帆な男が、人生を丸ごと乗っ取られるサスペンス
脚本は、『ダンダリン 労働基準監督官』『マルホの女~保険犯罪調査員~』『JK』等は雪女秦建日子氏。演出は、『ダンダリン 労働基準監督官』『ST 赤と白の捜査ファイル』『掟上今日子の備忘録』等の佐藤東弥氏。
順風満帆な人生を送っていたエリートサラリーマンが、ある日突如現れた偽者に人生を丸ごと乗っ取られ、不可解な事件が次々と襲い掛かる中で、謎の敵に立ち向かっていくサスペンスのようだ。
脚本、演出、俳優のバランスが良い
いくらネット社会とは言え、かなり非現実的なストーリーなのに、ビラ配りのお姉さんに至るまで主人公・藤堂(藤原竜也)以外の登場人物全員が「敵」に見える徹底した演出が見事。お蔭で、あり得そうにない物語がちゃんと現実味を持って成立していた。
また、巧みに交錯した人間関係を、かなりわかり易く描きつつ、きちんと藤堂にとっての “疑心暗鬼のスパイラル” に見えた。それに、ほぼすべてが説明のための台詞なのに、絶妙な配役と俳優たちの好演でだらだらと引き延ばし感もあまりなかった。
予想外の仕上がり
脚本も気を衒ってないし、鼻につく煽り演出もない。若干好き嫌いの分かれる俳優やタレントが出演しているが、主人公以外の登場人物全員が「敵」に見えると言う世界観を醸し出すには悪くない。日曜日の夜には少々疲れる内容ではあるが、予想外の仕上がりだった。
あとがき
藤原竜也さんのドラマもハズレ無しですね。今作もテレビ向きのオリジナル脚本で、面白いドラマになっています。次回に期待します。
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