時をかける少女 (第2話・2016/7/16) 感想

日本テレビ系・土曜ドラマ『時をかける少女』 [5話完結](公式)
第2話『死んだ少女の想いを届けたい…時を超える涙の初恋』の感想。
なお、原作:筒井康隆による小説『時をかける少女』は既読。劇場映画『時をかける少女(1983)』など既存映像作品はほぼ全作鑑賞済み。
薬が完成するまで、未羽(黒島結菜)と吾朗(竹内涼真)の幼なじみとして高校生活を送ることにした未来人・ケンこと翔平(菊池風磨)。ある日、3人は校舎の屋上にいる西岡(森永悠希)を目撃する。2年前、心臓の移植手術を受けたという西岡は、性格や好みが変わったと話す。ドナーがどんな人物だったか気になる未羽は、吾朗と翔平に‘タイムリープ’のことを明かし、2年前へ。ドナーのミホ(高月彩良)は真面目な受験生で…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
先入観を捨てて観たとしたら…
これ、原作や過去の映像作品を観ていない人には、どのような作品に映るのだろうか。私が強引にその立場となったとして考えると、ちゃんと『時をかける少女』になっていると思う。
時をかけるお節介な女子と、キスしたい謎の男子の話?
お節介な女子高生が興味関心を抱いた案件に首を突っ込んで、過去を探っては現在にお告げをするって話。確かに少女(かどうかは別にして)が時をかけてるだけの話。それだけでもハテナマークが浮かぶのに、キスがしたくてしょうがない少年の話までくっついてる。こっちは『キスをしたい少年』か?
ただ、第1回よりは、青春物語とSFの部分の描き分けは、なかなか上手くいっていた部分が多くなり、ドラマ全体にまとまり感やメリハリは出てきたと思う。
「ミステリアス」を求めなければ、それなりに楽しめる
結局、本作に原作や過去の映像作品のような「ミステリアス」を求めてはいけないのだ。その意味では、原作の20年後の “完全な別物” として捉えたら良い。あくまでも「ピュア」や「純粋さ」に絞り込んだ作品だから、そう捉えれば、今回のエピソードなんて意外と良く出来てる、
未羽(黒島結菜)のお節介な過去を知りたい衝動で物語が動き、その調査結果で “恋すること” を最後に未来人・ケンこと翔平(菊池風磨)と吾朗(竹内涼真)で共有した。きっと、こんな感じのエピソードが本作らしいと思う。
あとがき
気になったのは、心臓手術をした西岡光(永悠希)のこと。なんか、ラストは放置状態のまま終了しちゃってましたから。ドナーだった松山実穂(高月彩良)の扱いと差があり過ぎです。まっしょうがなかな。次回に…期待せずに観ます。
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【これまでの感想】
第1話
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