こえ恋 (第2話・2016/7/15) 感想

テレビ東京系・ドラマ24『こえ恋』(公式)
第2話『松原くんの素顔』の感想。
原作:どーるるによる漫画『こえ恋』シリーズは未読。
紙袋をかぶった新入生がいるという噂を聞いた生徒会長・兵頭誠(竜星涼)が、生活指導にやって来る。紙袋を外せない松原くん(声・櫻井孝宏)は、危機に陥る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「紙袋=他人に見せたくない心の中」なのか…
兵頭「君は、ずーっとそうして
自分を隠して生きていくつもりなのか?
周りを騙して、
人と本当に通じ合えると思っているのか?」
生徒会長・兵頭誠(竜星涼)のこの台詞を聞いて、実は本作が描こうとしていることは、とてつもなく哲学的で人間の芯の部分を突こうとしているのではないかと思ってしまった。外せない松原くん(声・櫻井孝宏)が外せない “紙袋” は、実は誰の心にもある “他人に見せたくない心の中” なのかもしれない…と。
こっちが『月9』だったら、新鮮で良かったかも?
そう考えると、このドラマ、とんでもない面白いドラマになる可能性を秘めてるってことになる。
表面的にはどこにでもあるような、何でも素直に受け止める真っすぐな女子高校生のひと夏の青春の胸キュンの恋バナの形をしている。しかし、まず彼氏が紙袋を被ってるってだけで不思議なドキドキ感がある。それにヒロインの彼氏役がイケメンかどうかわからないってのもハラハラするではないか。
その上、最終回までに紙袋を取るのか取らないのかの緊張感やお楽しみもある。そして、最初に書いた「紙袋」に秘めた哲学的な部分の関係がどう描かれるのかも大いに期待したくなる。もしかして、こっちが『月9』だったら、新鮮で良かったかも?なんて思ってしまった。
あとがき
主演の永野芽郁さんの存在感と言うか破壊力が素晴らしい。どこにでもいそうで、絶対にいない超個性的な魅力が。「カルピスウォーター」のCMのイメージが消えてしまいそうです。学園理事長の娘・緑川玲那を演じる「ソニー損保」のCMガールの唐田えりかさんも結構がんばってます。他のキャストも清々しくていい。
エンディングのクレジット映像と主題歌も合ってますね。全体的な作り込みが丁寧で好感が持てます。俳優さんたちも良い意味でがんばってるなってのが観ていて気持ちが良い。中年のオジサンでも十分に楽しめる不思議な恋バナ、次回も期待します。
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【これまでの感想】
第1話
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