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とと姉ちゃん (第86回・7/12) 感想

連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』公式
第15週『常子、花山の過去を知る』『第86回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。


常子(高畑充希)は花山(唐沢寿明)の働くバラックの喫茶店を訪ね、編集の道を諦めた理由を尋ねる。しかし花山は何も話す気はないと店を飛び出す。残された常子にコーヒーを出す関元(寺田農)。戦争で息子を失ったという関元は、息子の戦友だった花山について語り始める。一方、鞠子(相楽樹)と美子(杉咲花)は売れ残った「スタアの装ひ」を何とかしようと闇市に店を構えるも、場所代を払えとこわ面なやからに絡まれてしまう…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

視聴者、ほぼ通りすがりの花山の過去を聞かさせる

うーん。約6分強を割いての「花山の過去」の話。帰宅した常子(高畑充希)は何かを感じ取ったようだが、私は「で? 何?」としか思えなかった。そもそも、私を含めた視聴者にとって、現時点での「花山伊佐次」なる男は本作を飾る数名の大物俳優の1人「唐沢寿明」でしかないのだ。

そんな男の過去を、これまたぽっと出のキャラである関元を見事に演じる寺田農さんの一人芝居で見せられてもどうってことはない。「花山」が常子の、物語の今後に影響を与える人物であろうと、常子と花山の接点は、5年前と前々回と前回のの数分間の3度だけなのだから。

脚本家、重要人物の初登場の見せ場を逃す

そんな中で、如何にも後出し&後付けで戦争の悲惨さに絡めて、休筆している理由が描かれても…。ぶっちゃけ、花山は本作の重要人物なのだ。ならば、初登場の場面からもっと花火をぶち上げても良かった。唐沢さんの演技と存在感におんぶに抱っこでも良いから「ついに登場!」としておけば良かっただけのこと。

要は、脚本家の全話の構成力不足と、登場人物の魅せ方の下手さと、フラグの立て方の失敗がこの現状を生み出した。そして、この3つが朝ドラ、連ドラで一番大切な「連続性」「一貫性」の無さの元凶でもある。困ったものだ。

常子、花山の繊細な心の中に土足で踏み込む

「お聞きしたら帰ります」でなくて、「伺ったら帰ります」か「お聞かせ願えたなら帰ります」だと思うが、そんなのどうでも良いレベルの15分の締め括り方。どうして、脚本家も演出家も常子の好感度を下げることばかりやるのだろう。

これから日本中の女性や家庭に幸せな暮らしを届ける雑誌をつくる設定の常子なら、関元の「8月15日」の話を聞いた上で、花山の繊細な心の中に土足で踏み入るようなことをするだろうか。そもそも、それを聞いたからって、常子が何をしてやれるのかも見えない状況で、まだ次回に引っ張るってどう言う構成なのだ?

あとがき

何気に、最近の鞠子(相楽樹)って強かで態度が大きくなってますね。姉譲りなのかなあ。なんか、こんな姉妹がつくる雑誌にどんどん興味が失われていきます。そして、常子の「無礼で高飛車で先の読めずに運だけが頼りでちょっと金だけはあるみたいな女性化」が日々加速しているのが良くありません。

まだ、お竜みたいに言葉遣いが悪いほうが、それがキャラの持ち味にもなることがあります。上から目線やタメ口は、朝ドラのヒロインには似合わないと思います。小さな子供も観てるわけですから。そして、大人には常子と高畑充希さんの好感度を下げる役目しかしていません。軌道修正した方が無難です…

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花森さん、しずこさん、そして暮しの手帖編集部
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大橋鎭子と花森安治 美しき日本人 (PHP文庫)
大橋鎭子と花森安治 戦後日本の「くらし」を創ったふたり (中経の文庫)
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【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
1 2 3 4 5 6
第2週『常子、妹のために走る』
7 8 9 10 11 12
第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
13 14 15 16 17 18
第4週『常子、編入試験に挑む』
19 20 21 22 23 24
第5週『常子、新種を発見する』
25 26 27 28 29 30
第6週『常子、竹蔵の思いを知る』
31 32 33 34 35 36
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』
37 38 39 40 41 42
第8週『常子、職業婦人になる』
43 44 45 46 47 48
第9週『常子、初任給をもらう』
49 50 51 52 53 54
第10週『常子、プロポーズされる』
55 56 57 58 59 60
第11週『常子、失業する』
61 62 63 64 65 66
第12週『常子、花山伊佐次と出会う』
67 68 69 70 71 72
第13週『常子、防空演習にいそしむ』
73 74 75 76 77 78
第14週『常子、出版社を起こす』
79 80 81 82 83 84
とと姉ちゃん あの第82話で「連続20%超え」が途切れたそうだ
第15週『常子、花山の過去を知る』 85

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とと姉ちゃん 第86回

内容花山(唐沢寿明)のカフェを訪ねた常子(高畑充希)だったが。。。 敬称略 それにしても。。。ほんと、主人公は、誰に対しても上から目線だね。 丁寧な言葉も、ほぼ使わないし。。。。ほとんど、タメ口。

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