とと姉ちゃん あの第82話で「連続20%超え」が途切れたそうだ
あの、呆れた内容の第82回でついに…
放送開始から三か月が過ぎ、内容の割に高視聴率が続いているのが、どうしても納得できなかった。特に昨日(7/7)放送の第82回は、感想の記事に「脚本家、演出家、それに俳優たち、本気で視聴者を楽しませるため、楽しませていると思って仕事をしているのだろうか?」とまで書いてしまう程の体たらくな内容だった。
すると、こんなネット上の記事を見つけたので、無断掲載してみる。
第82話で、放送開始からの「連続20%超え」途切れる
とと姉ちゃん 第82話は19.4% 放送開始からの「連続20%超え」途切れる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160708-00000079-spnannex-ent
女優の高畑充希(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)の第82話が7日に放送され、平均視聴率は19・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが8日、分かった。放送開始から6日まで81話連続20%超えの快記録を更新していたが、ついに途切れた。
ここまでの番組ワーストは第3話(4月6日)と第20話(4月26日)の20・7%だった。
面白いから観続けるのか、ただの習慣なのか…
当blogでは、よく「視聴率=質」ではないと言っているし、今でもそれは間違っていないと信じている。しかし、大型掲示板やレビューブログなどの酷評の多さと、20%超の高視聴率の連続との違和感はずっと拭えずにいた。「一体、面白いと言う視聴者は、どこをどのように楽しんでいるのか?」と。
そして、今日(7/8)放送の第83回の感想記事で、それを「毎日毎朝観る『朝ドラ』の “魔力” 」として、「今回こそ」と言う “期待感” と「今回もきっと」と言う “諦め感” であると書いた。いや、もしかしたら、単純に「毎朝の習慣だから」と言うだけかもしれないが。
離脱理由は、身勝手で恩知らずな常子への嫌悪感か?
第82回の視聴率が下がった原因が、第82回の放送の内容によるものなのか(15分間の途中で離脱するとか)、その前日の第81回が視聴離脱を決定付けたのかは、想像の域を出ないが…
私は、第81回でのヒロインが突然に「退職届」を提出し、「儲かるネタはあるから、利益は独占させてもらいます」のような理由で世話になった会社に三下り半を付けた “身勝手で恩知らずなヒロイン、常子(高畑充希)への嫌悪感” が一番の離脱理由だと思う。
そして、それでも離脱せずに翌日の第83回を観た人も、トントン拍子に雑誌が完成し完売するところまで一気に進んでしまう脚本と演出の雑さには驚いたはず。更に、本を出版する人が主人公なのに、その本をつくり売り出すまでの過程がほぼすっ飛ばされたら、普通は飽きれて見るのを止めると思う。
まだ撮影は2か月はあるはず。まだまだやれることはある
いずれにしても、この「連続20%超え」が途切れたことを真摯に受け止めて、直ちに脚本と演出を軌道修正して欲しい。まだ、常子の本当の意味での雑誌づくりは始まったばかり。撮影がどこまで済んでいるか知らないが、少なくとも標準的なクランクアップまでは2か月はあるはず。まだまだやれることはあるから、やって欲しい。
あとがき
「これ以上観続けると、自分の中の高畑充希さんなどの出演者の好感度が下がるのは嫌だ」と言う理由で離脱した視聴者もいますね。私も高畑さんと木村多江さんの好感度は確実に下がってますから。また、今日の別のニュースでは以下のような記事も…
放送も後半戦。自身の役について聞かれた高畑は「撮影も後半ですが、最近になって常子のことがわかるときがある」と吐露。「常子はいつも前にしか進まないんです。とりあえず前へ前へのバイタリティ。やればやるほど常子を尊敬するし、(撮影が)あと2カ月くらいなので寂しい。もっと知りたい」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160708-00000113-spnannex-ent
主演の高畑さん、多忙過ぎて役作りが上手くいっていないのでしょうか。どうか、今までの若手個性派女優のあの高畑さんを本作でもう一度魅せて欲しいです。
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【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
1 2 3 4 5 6
第2週『常子、妹のために走る』
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第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
13 14 15 16 17 18
第4週『常子、編入試験に挑む』
19 20 21 22 23 24
第5週『常子、新種を発見する』
25 26 27 28 29 30
第6週『常子、竹蔵の思いを知る』
31 32 33 34 35 36
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』
37 38 39 40 41 42
第8週『常子、職業婦人になる』
43 44 45 46 47 48
第9週『常子、初任給をもらう』
49 50 51 52 53 54
第10週『常子、プロポーズされる』
55 56 57 58 59 60
第11週『常子、失業する』
61 62 63 64 65 66
第12週『常子、花山伊佐次と出会う』
67 68 69 70 71 72
第13週『常子、防空演習にいそしむ』
73 74 75 76 77 78
第14週『常子、出版社を起こす』
79 80 81 82 83