とと姉ちゃん (第64回・6/16) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第11週『常子、失業する』『第64回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
富江(川栄李奈)のおなかには長谷川(浜野謙太)の子が宿っていた。二人のことを初めて知り、激昂する宗吉(ピエール瀧)。照代(平岩紙)は、店の事情と娘たちのことも考え、実家に一家で転居することが最善だとまつ(秋野暢子)を説得する。何も言えない常子(高畑充希)たち。一夜明け、まつは家族のために深川を離れる決断をする。そして、富江と長谷川のささやかな祝言を催すことに。厳しい食糧事情の中、準備は進められ…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
また始まった『森田屋ドタバタ劇場』にウンザリ
アバンタイトルから、またヒロインに全く無関係な “騒動” で始まった『森田屋ドタバタ劇場』に本当にウンザリって感じだ。前回は戦争でモノが無い客がいないと商売替えや引越しまで話題に挙がっていたのに、今回は全く戦争の緊張感がない。いっそ、時間を戻して戦前にしたら納得しても良いくらいだ。
メインのキャラクターの設定が終始一貫性がない
そして、無責任極まりない鞠子(相楽樹)の「そうだ。2人の祝言挙げませんか?」発言。常子(高畑充希)は自業自得で会社をクビになり、君子(木村多江)も職を失い、小橋家は住む所も無くなると言うのに、何とも能天気な。鞠子だけは4人家族で一番聡明だと思ったが。常子か君子が言い出すなら納得だが。
結局、こう言う登場人物、それもメインのキャラクターの設定が終始一貫性がないから面白く無いのは当然のことだ。呑気で寄生体質の君子だけは一貫性あるか?
この危機感の無さは何なんだ
この危機感の無さは何なんだろう。戦争だから大変だと描きつつ、その一方で祝言を挙げると言う。家族を支えるために父の代わりに職業夫人になると描きつつ、その一方で就活は祝言が終わってから落ち着いてやれば良いと描く。
そして、ヒロインや小橋家に無関係な、出世魚でのいい話風を入れる意味不明さ。君子も常子もニヤけて感動に浸ってる場合で無いと思うが。そして、ナント次回は祝言の本番を描くらしい。何を描きたいのか全く解からない。
あとがき
富江(川栄李奈)と長谷川(浜野謙太)の関係なんて、これまで微塵も描いてないのに「でき婚」で大騒ぎするようです。支離滅裂にも程があると思いますよ。
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【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
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第2週『常子、妹のために走る』
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第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
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第4週『常子、編入試験に挑む』
19 20 21 22 23 24
第5週『常子、新種を発見する』
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第6週『常子、竹蔵の思いを知る』
31 32 33 34 35 36
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』
37 38 39 40 41 42
第8週『常子、職業婦人になる』
43 44 45 46 47 48
第9週『常子、初任給をもらう』
49 50 51 52 53 54
第10週『常子、プロポーズされる』
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第11週『常子、失業する』
61 62 63