グッドパートナー 無敵の弁護士 (第8話・2016/6/9) 感想

テレビ朝日系・木曜ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』(公式)
第8話『今夜決着!! 3億を巡る法廷対決』の感想。
温泉くみ上げ施設の爆発事故で、経営危機に陥った旅館と設備会社との裁判が始まる。口頭弁論に挑んだ佳恵(松雪泰子)は裁判官の反応に手応えを感じるが、請求した賠償金全額を受け取るのは難しそうだ。それでは裁判に勝っても旅館の倒産は避けられない。咲坂(竹野内豊)は営業再開後の客の減少も補償するよう賠償金を上乗せする。一方、設備会社の代理人・岬(正名僕蔵)は、稼働率の低下は天候不順の影響だと反論する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
"元夫婦のグッドパートナーっぷり" を観たいのに…
終盤で、神宮寺(國村隼)が奇しくも言う、「咲坂先生と夏目先生のタッグは素晴らしかった」が、私にとっては無意味に思えた「2週跨ぎ」によって、素晴らしいと言える程に深く印象に残っていない。むしろ、結婚詐欺に騙されかけた猫田(杉本哲太)のナイス・アシストの方が印象的。7日間の影響は大きいのだ。
だから、その直後の「やっぱり君たちは、グッドパートナーだよ」が空振りに終わった感じ。なぜなら、私(たち?)が本作で観たいのは正に「元夫婦である咲坂と夏目の弁護士活動上のグッドパートナーっぷり」だから、前後編だろうが1話完結だろうが、そこが一番印象に残らなければ、観ていて最高の面白さは感じない。
「咲坂と夏目が元夫婦である」を活かしてこそでは?
近隣の宿泊施設の年間売り上げを調べるなんて誰でも思い付きそうだが、まあその辺の弁護士ドラマとしての案件の作り込みの安直さもさることながら、弁護士ドラマにしては明らかに弁護士たちの個人的事情を描き過ぎるのが気になってしょうがない。
確かに、弁護士だって人間だ。悩みもあれば苦労もある。ただ、また神宮寺の台詞を持ち出すが、「ベストフレンドからやり直したらいい」と言うこと自体、そして「咲坂と夏目が元夫婦である」ことこそ個人的事情から起因している本作なのだから、元夫婦が協働して案件を処理する過程を最大限に魅せないと、設定の意味が無いと思う。
あとがき
せめて、2週跨ぎにしたなら、解決編の部分だけギュッと詰めて今回の前半30分で一件落着させ、残りの20分で温泉以外を描いて最終回に流れていくようなシリーズ構成の方が良かったのでは?個性的な俳優陣が揃ってるのに、弁護士ドラマとして1時間がブツ切れ過ぎて集中出来ません。最終回だけでも、盛り返して欲しいです。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
テレビ朝日ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」主題歌「Plus One」平井堅(初回生産限定盤)(DVD付)
テレビ朝日ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」主題歌「Plus One」平井堅(通常盤)
★本家の記事のURL →
http://director.blog.shinobi.jp/Entry/8545/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
http://dmesen.seesaa.net/article/438824475.html でも受付けております。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
- 関連記事
-
- 私 結婚できないんじゃなくて、しないんです (第9話・2016/6/10) 感想 (2016/06/10)
- とと姉ちゃん (第59回・6/10) 感想 (2016/06/10)
- グッドパートナー 無敵の弁護士 (第8話・2016/6/9) 感想 (2016/06/10)
- とと姉ちゃん (第58回・6/9) 感想 (2016/06/09)
- 世界一難しい恋 (第9話・2016/6/8) 感想 (2016/06/09)