とと姉ちゃん (第57回・6/8) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第10週『常子、プロポーズされる』『第57回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
仲たがいした常子(高畑充希)と美子(杉咲花)との溝は埋まらないままでいた。そんなある日、美子は滝子(大地真央)に誘われ、洋装店で働くことに。鞠子(相楽樹)に相談し、常子の許可を得ようとするも、忙しいからと取り合わない。一方で、常子は大量の仕事を抱えるあまり寝過ごし、朝食を皆で食べるという家訓を破ってしまう。仕事なら許されるのかと嫌味を言う美子。常子が反論しようとすると、君子(木村多江)の手が出て…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
騒動の箇条書きを見習って、感想を箇条書きしてみた
もう、感想を整理整頓して書くのが面倒な15分間の内容だから、西田征史氏の “騒動を箇条書きのように並べただけの脚本” を見習って、今回は感想の箇条書きにチャレンジしてみる。
お笑い芸人でコントにしか見えない「不倫騒動」を2分22秒も描いたアバンタイトル。フェミニズムを真面目に描写する訳でも無く、常子(高畑充希)の職場が忙しくて仕事を持ち帰る理由付けだけなのだから、素直に仕事が忙しいことを描けば良いのに。
杉咲花さんの出番を増やして、ドラマの毛色を変えようとしても、もうそう言う次元でないと思うが。
鞠子(相楽樹)が「同じ部屋で暮らしてるのに」の直後に、常子が隣(別)の部屋で夜なべをして朝を迎える違和感。
どうやらちょくちょく常子は「持ち帰り仕事」をしているようだが、「悩んでる暇があるなら手を動かしなさい」と言う早乙女(真野恵里菜)なら、「勤務時間内に終わらせなさい」と言うと思うが。
残業で夜の8時半まで常子の帰宅を待って夕食をお預け状態だった森田屋と小橋家なのに、朝食は常子抜きでさっさと済ますのか。常子の頭の上の壁に貼ってある家訓には「一、朝食は家族皆でとること」が一番最初に書いてあるのだが。結局、家訓って何なの?
“とと姉” 推しの鞠子(相楽樹)が「とと姉が無理してる」と言っていたが、週に一度はお汁粉を食べてるし、結構いい感じで武蔵(坂口健太郎)とちちくり合って、最後には求婚されてるんだが。
そして最後に。武蔵が大そうに桶を抱えて水を温めていたが、直後のシーンで確か「暗い時代がやってくる」割に呑気に茶を沸かして飲むシーンがあった。だったら、土瓶の湯を少し入れるとか、火鉢の横に置いておくとか出来そうなものだが。まあ、大袈裟に水をこぼしたいだけなのは百も承知だが。
あとがき
結局、あっと言う間に『常子、プロポーズされる』が完了。何なの、これ?どの辺がドラマなの?
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【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
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第2週『常子、妹のために走る』
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第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
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第4週『常子、編入試験に挑む』
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第5週『常子、新種を発見する』
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第6週『常子、竹蔵の思いを知る』
31 32 33 34 35 36
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』
37 38 39 40 41 42
第8週『常子、職業婦人になる』
43 44 45 46 47 48
第9週『常子、初任給をもらう』
49 50 51 52 53 54
第10週『常子、プロポーズされる』
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