ラヴソング (第9話・2016/6/6) 感想

フジテレビ系・月9『ラヴソング』(公式)
第9話『わたしが最後にしたい事…』の感想。
シェリル(Leola)と対面した神代(福山雅治)は、彼女に楽曲を提供する条件を提示する。その後、ライブハウスへ急いだ神代だが、さくら(藤原さくら)のライブは終了しており、空一(菅田将暉)は神代に非難の目を向ける。喉の手術を受けるさくらは、声が残る確率が低いことを増村(田中哲司)から聞く。さくらはその宣告を受け止め、前向きに乗り越えようとしていた。一方、神代はさくらのためにある決意を抱き、シェリルを訪ねる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本家と演出家を第5話のコンビに戻しても…
第3章に入り、ここへ来てまた脚本家と演出家を第5話のコンビに戻した本作。先週も書いたが、更誰が脚本や演出をしても変わらないように思うし、明らかに難ともならなかったのが第8話。数週間で目覚ましく才能を伸ばす脚本家なんていないのだから、もっと別の策を考えるべきだったと思う。
成功物語でも、再生物語でも、恋バナでもない…
もう迷走状態とか宙ぶらりんとか言う以前の段階に突入してしまった感さえあると思う。だって、この1時間を観て、誰が「吃音症に悩む歌手を目指すさくらの成功物語」とか、「昔ミュージシャンだった神代の再生物語」とか、「吃音症治療のために出会った医師と患者の恋バナ」だと思うだろうか。
菅田さんと夏帆さんの好演で、感動の闘病ドラマに?
敢えて言うなら、「デビュー直前で咽頭がんが見つかったさくらの闘病ドラマ」だろうか。この第3章の最大の問題は、空一を演じる菅田将暉さんと真美を演じる夏帆さんが良過ぎて、第3章だけで意外と感動の闘病モノに仕上がってることだ。もちろん、それは連ドラの第3章として “最悪” なのは言うまでもない。
このまま「新人歌手・藤原さくら」のPVで終わるのか?
結局、前々回までの話はほぼ無関係で進んでる、前回からの第3章は、完全にさくら(藤原さくら)が主人公。本当にこのまま次回の最終回に進むのだろうか。
もしもそうだとしたら、観終えた時に、福山雅治さんの所属事務所が新人歌手「藤原さくら)を売り出すためのプロモーションビデオ」にフジテレビが『月9』枠を提供したってことになりかねない。フジテレビのドラマ制作、本当に終わりの始まりなのかもしれない…。これでいいのか、フジテレビ、そして月9…
あとがき
所々に挿入されたコミカルなくだりも、悉くスベってましたね。脚本と演出と俳優が上手く絡み合っていないことを更に露呈して、視聴者に落胆だけを与えてしまったように思います。どうせ最終回は…。もう止めておきます。2作続いての『月9』の低迷ぶり。テレビドラマファンとして残念で仕方ありません。
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【これまでの感想】
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