ラヴソング (第8話・2016/5/30) 感想

フジテレビ系・月9『ラヴソング』(公式)
第8話『君とキスをした夜』の感想。
トップアーティスト・シェリル(Leola)の楽曲を制作することになった神代(福山雅治)だが、楽曲の方向性に関する指定が曖昧で拍子抜けする。そのころ、さくら(藤原さくら)は増村(田中哲司)に言われ、喉の精密検査を受けていた。一方、真美(夏帆)がさくらと暮らす部屋を出る日が近づき、空一(菅田将暉)はその引っ越し作業を手伝いながら、これからは自分がさくらを守ると心に誓う。そんな中、さくらの喉の検査結果が出る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今更、誰が脚本や演出をしても変わらないが…
脚本は、第1,2,3,4,6話担当の倉光泰子氏。演出は、第6話担当の相沢秀幸氏。月9史上最低視聴率を叩き出した第7話と同じコンビ。まあ、今更誰が脚本や演出をしても変わらないように思うが…
第8話で、第4話までをバッサリ捨てるの?
誰のと言うことでなく、ドラマ全体を第3章的な佳境に見せたいために、登場人物たちに苦悩や葛藤を設定しているのだろうが、さくら(藤原さくら)に新たな病気を設定した時点でこれまでの話は無かったの同じことだし、神代(福山雅治)に我儘な歌手を与えたことで別の話になってるし…
要は、第8話で、物語そのものは再スタートになってしまった。正確に言えば、神代とさくらの「吃音症治療」を描いて来た第4話くらいまでを、バッサリと無くしてしまったのと同じこと。これでは、連ドラとして本末転倒。折角のさくらのライヴシーンも、ただの視聴者サービスになってしまったのが本当に残念。
なぜ、最初に「何を描くか?」を絞り込まない?
それにしても、今回で本作が「さくらの成長&成功物語」なのか、「神代の再生物語」なのか「さくらと神代の恋愛物語」なのか、全くわからなくなった。その上、神代が弦巻(大谷亮平)にさくらをゴリ押しするシーンを挿入するから、神代に取ってさくらが何なのかさえわからなくなった。
これ、迷走以外の何物でもないと思う。なぜ、最初に「何を描くか?」を絞り込んでスタートしなかったんだろう。やはり、宇崎竜童さん、りりィさん、由紀さおりさん、そして福山雅治さんら出演者総動員して、『MUSIC FAIR』みたいなスタジオライヴを放映した方が良かったのでは???
あとがき
医者の守秘義務がどうとか、他人の空一(菅田将暉)がどうとか、細かいことはどうでも良いです。とにかく、第8話になって、再スタートみたいにしたのはどうなんでそう?個人的には、ここまでリセットしちゃったのなら、「さくらの成長&成功物語」に絞り込んだ方が良いと思いますが…
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
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