火の粉 (第9話/最終回・2016/5/28) 感想

東海・フジ系・オトナの土ドラ『火の粉』(公式)
第9話/最終回『最後の晩餐』ラテ欄『晩餐会悪の隣人VS幸せな家族今夜悪魔が決断する』の感想。
なお、原作:雫井脩介「火の粉」は未読。テレ朝系「土曜ワイド劇場(2005)」版は未見。
武内(ユースケ・サンタマリア)と雪見(優香)の前で、池本(佐藤隆太)が琴音(木南晴夏)に殺される。琴音は武内のために邪魔者を消したと言うが、武内はそんな彼女を冷たくあしらう。その後、武内は贈り物を持って梶間家を訪問。だが、一家に拒絶されて取り乱す。勲(伊武雅刀)は武内を殺人の罪で私的に‘裁判’にかけようとしていた。武内は、恩人である勲になら何をされても後悔はないと口にする。そんな彼に勲は‘死刑’を言い渡す。
上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
最終回は、ちょっと拍子抜けかな?
私としては、勲(伊武雅刀)が武内(ユースケ・サンタマリア)を殺して…と言う結末を予想していただけに、本作のラストはやや拍子抜け。最終回の1時間も何を言いたかったのか咀嚼不良って感じで残念だった。
怖いけど笑える大人のためのサスペンスにはなった
結局、シリーズの序盤のような、何とも言えない煽り続けるサスペンス調から、ここ最近の淡々と描くスタイルになって、ちょっと違ったドラマになった感じがする。ただ、最終回まで、“クズなオトナたちの深夜サスペンス” の路線を踏襲したのは評価したいし、怖いけど笑える大人のためのサスペンスとしては成功したと思う。
あとがき
ストーリー自体は意外と悪くなかったです。ただ、サスペンス的な魅せ方にもう少し工夫があったら、もっと違った印象になったと思います。やはり、煽っては先を見せない、の繰り返しでは飽きちゃいます。でも、新鮮味のあるドラマでした。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
火の粉 DVD-BOX
火の粉 (幻冬舎文庫)
★本家の記事のURL →
http://director.blog.shinobi.jp/Entry/8500/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方は、
http://dmesen.seesaa.net/article/438383727.html でも受付けております。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
- 関連記事