とと姉ちゃん (第41回・5/20) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』『第41回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
欠けていた材料の正体は、薄荷(はっか)だった。三姉妹で力を合わせ、自作の歯磨きを完成させる常子(高畑充希)たち。これをどうやって売るべきか考えていると、再び叔父の鉄郎(向井理)が現れ、森田屋の弁当に添えるのが最良だと提案する。弁当の後味が変わってしまうと断固反対する宗吉(ピエール瀧)を説得する鉄郎。弱みをチラつかせ、宗吉はしぶしぶ賛同することに。得意先に配られる常子の歯磨き、果たしてその評判は…?
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
気になっていたことが、すべて台詞で解説された
1日経っているので、簡単感想で。
何だか突然に始まった歯磨きづくり。何のためにやっているのか今一つ不明だったのだが、東堂チヨ(片桐はいり)の「凄いですね、お姉様の行動力は」の台詞1つで片付けたようだ。
そして、歯磨きづくりで気になっていたことも、今回解決されちゃった。それは、なぜ森田屋の面々があれほどに常子(高畑充希)たちに肩入れして応援するのか。でもそれも、まつ(秋野暢子)の一言「了見の狭いこと」と言うことでみんなが協力しているらしい。
“とと” のことも中途半端なまま、何となく話は進んで行く。1回ずつを観れば、それなりに笑えるし楽しい部分があるのは確かに認める。しかし2回以上連続してみると、エピソードの発端と結果が釣り合わず、結果セリフや語りで補強して終わっているだけ。そして、そのように見せている演出がもっと問題があると思う。
あとがき
脚本に書かれていることを、ただただ映像化しているだけの演出に見えています。具体的に言うなら、本作でどこを見せたいのか?何を魅せたいのか?そこがわからない。だから、まずは登場人物たちが粒立ってこない。共感もできない。脚本は素晴らしいとは言いませんが、まずは演出と演技指導を少し変えた方が良いと思います。
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【これまでの感想】
[読書] 「暮しの手帖」とわたし (大橋 鎭子/著・花森 安治/イラスト・暮しの手帖社) 感想 ※平成28年度前期 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ,大橋鎭子の自伝
第1週『常子、父と約束する』
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第2週『常子、妹のために走る』
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第3週『常子、はじめて祖母と対面す』
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第4週『常子、編入試験に挑む』
19 20 21 22 23 24
第5週『常子、新種を発見する』
25 26 27 28 29 30
第6週『常子、竹蔵の思いを知る』
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第7週『常子、ビジネスに挑戦する』
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